はじめに

勘違い4:NISAでは、株や投資信託を自由に買える?

正解:枠や金融機関によって買えない商品がある

NISA口座を開設すれば、どんな株や投資信託でも買えると思われがちですが、実際には制限があります。

まず、「つみたて投資枠」では、金融庁が選定した投資信託しか購入できません。また、口座を開く金融機関による違いも重要です。たとえば銀行のNISA口座では、基本的に個別株は購入できず、投資信託が取り扱いの中心です。もし株式を買いたい場合は、証券会社に口座を開く必要があります。

さらに、銀行や証券会社によっても、NISAで購入できるラインナップは異なります。「自分が何を買いたいのか」を考えて、事前に金融機関の取扱ラインナップを確認することが、後悔しない口座選びにつながります。

勘違い5:年間の上限枠を使い切らないともったいない?

正解:枠の使い方は、自分のペースでOK!

「年間360万円」という枠がある設定されているため、「1年間で360万円の投資をしないともったいない」と焦ってしまう人もいますが、そんなことはありません。

NISAは、自由度の高い制度です。金融機関によっては、投資信託の積み立てを月100円といった少額からでも始められます。無理に非課税枠を使い切ろうとして、近いうちに使う予定がある預貯金を取り崩したり、日々の生活費が不足してしまったりしては、本末転倒です。

大切なのは、自分の家計状況やライフプランに合ったペースで投資を続けることです。少額から始めても、家計が厳しい月は途中で積み立てを休んでも問題はありません。ただし、投資をする際には、できるだけ長い目で考えることが重要です。初心者の方は少額から少しずつ、様子を見ながら始められるとよいと思います。

自分のペースで大丈夫「無理のない投資」を始めよう

今回は、NISAのよくある勘違いを5つ解説しました。

NISAは利益が出ても税金がかからないため、うまく活用できれば資産形成において大変有利な制度です。一方で、投資である以上損をする可能性もあるため、制度はしっかり理解する必要があります。

自分の生活を圧迫せず、不安にならない金額で、無理なく長く続けていくことを大切にしたいですね。

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