はじめに
食品や電気代にも広がる値上げの波
値上げの波はナフサ関連だけにとどまりません。
江崎グリコ(2206)は、「ポッキー」や「100%果汁飲料」といった菓子やチルド商品など45品目を5月1日から値上げします。カカオ豆などの原材料費やエネルギーコストの上昇によるものです。ポッキーの希望小売価格は238円から245円となります。
エースコックは、インスタント食品「スープはるさめ」シリーズなどを5月1日から値上げする方針を固めました。
なお、帝国データバンクは、4月の食品値上げが2798品目に上ると発表し、単月の値上げ品目数が2000品目を超えるのは2025年10月以来半年ぶりと説明しています。今後の円安やプラスチックフィルムなど石油由来の樹脂素材の上昇が、さらなる値上がりに繋がるとの見方を示しています。
また、3月末に電力会社10社が電気代(5月請求分)を値上げする事を公表しました。1~3月に出ていた政府の補助金が無くなるためです。電気代は原油価格が高止まりすれば、さらに値上げのリスクがあります。
長期金利の上昇と今後の日本経済への懸念
そうした中、4月13日には長期金利が上昇する局面も見られました。原油高に円安進行も相まって国内物価には上昇圧力がかかりやすく、日銀の利上げ継続が意識された事が要因です。
中東情勢の緊迫化が長期化することによって、さらに値上がりする商品も今後増加する懸念がありそうです。事態の早期終結が望まれます。
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