はじめに

流動性と値動きの大きさに注意

ダブルインバースETFは、国内株を対象にしたもので合計9本が上場されています。TOPIX型が2本、日経平均株価型が4本、JPX日経400指数型が3本です。

どれを選べば良いのか迷う人も多いと思いますが、ETFを売買するうえで大事なのは「流動性」です。流動性とは、売りたい時に売れる、買いたい時に買えることですが、流動性が低いETFは、売買注文を出しても簡単に注文が成立しないということが起こり得ます。

これでは、いつでも自由に取引できるETFの特性を活かすことができません。特にダブルインバースETFは、長期保有ではなく、短期売買でリターンを狙う商品です。だからこそ、いつでも売れる、いつでも買えるための流動性は、極めて重要な意味を持ってきます。

流動性を重視するとしたら、JPX日経400指数よりもメジャーな株価インデックスへの連動を目指すタイプが良いでしょう。つまりTOPIX型と日経平均株価型です。この2つの指数を参考指標とするダブルインバースETFなら、基本的にいつでも自由に売買できます。

ハイリスク・ハイリターンであることを忘れずに

ここまでの説明で理解して下さっている方もいらっしゃると思いますが、ダブルインバースは、確かに株価の下落率に対してほぼ2倍の値上がり率が期待できるものではありますが、これが逆に効いてくるケースもあります。

株価が大きく上昇すると、ダブルインバースETFの価格は、上昇率に対してほぼ2倍の下落率となります。言い換えれば、リターンだけでなくリスクも高い商品なのです。利用する場合は、リスクの高さを充分に理解しておく必要があります。

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]

この記事の感想を教えてください。