はじめに

5月14日、プライム市場の売買代金が過去最高の12兆376億円を記録しました。また、ザラ場中には日経平均株価が一時63,799円と過去最高値をつける場面もありました。

好調なのは日本市場だけではありません。米国市場でも先週、S&P500指数やナスダック総合指数が過去最高値を更新する場面がありました。こうした市場環境を背景に、国内で販売される投資信託の残高も大きく増加しています。

そこで今回は、直近で総資産額を伸ばしている投資信託とその組み入れ銘柄を解説します。


総資産5,000億円突破。半導体企業に厳選投資する「半導体革命」

1つ目は、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用する「半導体関連 世界株式戦略ファンド(愛称:半導体革命)」です。総資産額が初めて5,000億円を突破しました。

同ファンドは、世界の半導体関連企業の株式に投資し、中長期的な成長を目指すアクティブファンドとして2023年7月に設定されました。3月31日時点の月次報告書によると、設定来で111%という優れた成績を収めています。特徴は、勝ち組となる3つの企業タイプ(リーダー、ニッチトップ、新世代)への「厳選投資」です。中でもニッチトップ企業の比率が全体の55%を占めています。

組み入れ比率の上位銘柄を見てみましょう。トップはマーベル・テクノロジー(3.89%)です。データセンターの成長に不可欠なデータインフラストラクチャに特化し、工場を持たない半導体企業として、高い処理能力を有するプロセッサーを提供しています。

2位はクレド・テクノロジー(3.65%)です。高速データ通信を実現する高性能なシリコンソリューションやIPを提供し、ハイパースケール・データセンターなどを支える企業です。2022年の上場当初は10数ドルだった株価が、2025年12月に213ドルまで上昇し、現在も高値圏で推移しています。

3位はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD:3.38%)です。世界的な半導体(チップ)の設計・開発メーカーであり、製造はTSMCなどの専門企業に委託しています。CPU・GPU・DPU・FPGA・ASICまで幅広く手掛ける、半導体産業のオールラウンダーとしての強みを持っています。同社株は2026年4月から急伸しており、2025年末の株価から約2倍に達しています。

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