はじめに

マネーフォワード ME イベント&セミナーのYouTubeチャンネルにて配信中の「大川 & Nobbyの聴くだけ投資」。数字やデータを駆使した「クオンツ分析」の専門家である大川智宏氏と、金融業界で約20年の経験を持つDJ Nobby氏が、最新の相場環境をゆるく、かつ鋭く解説する番組です。

今回の動画では、世界中が熱狂する「スペースX」の上場から、オラクルの決算で話題となったハイテク企業の過剰投資問題、さらには日銀利上げの行方まで、見逃せないトピックが目白押し。投資初心者から中上級者まで楽しめる内容となっています。動画本編を見る前に、注目のハイライトをチェックしておきましょう!


雇用統計のサプライズとインフレ懸念。乱高下する相場の背景とは?

直近の米国の雇用統計が、プロのアナリストたちの予測上限(約12万人)をはるかに超える驚きの数字(約17万人)を叩き出し、市場に衝撃を与えました。強い労働市場と消費の背景には、米国で投資が浸透していることによる「資産効果」の側面もあると大川氏は分析します。

しかし、経済が強いことはインフレの高止まりを意味します。インフレ懸念が高まれば金利が上がりハイテク株が売られる一方で、中東情勢が落ち着き原油が下がる見通しが立てばハイテク株が買われるという、相反する要因によって市場は「1日1000円動くのが当たり前」というジェットコースターのような乱高下相場に陥っています。

日銀利上げと為替介入の行方。植田総裁不在で相場はどうなる?

日銀の植田総裁が重要な会議を前にまさかの入院というニュースが飛び込んできました。市場はすでに0.25%の利上げを織り込んでいますが、大川氏は企業物価指数が6.3%と高い現状に対して「0.25%の利上げでは足りない」と指摘します。もし市場の予想を裏切って0.5%の利上げが行われれば、市場は大荒れになる可能性もあるとのこと。為替介入については、アメリカが利下げに動けない状況が続いているため、円安・ドル高の基調はすぐには止まらないだろうと予想しています。

オラクル決算が浮き彫りにした「過剰投資」。半導体はまだ買いか?

米オラクルの決算発表で、データセンターへの設備投資が会社予想の最大500億ドルを大きく上回る557億ドルとなり、さらに追加で400億ドルの資金調達を行う見通しであることが明らかになりました。投資額のあまりの大きさに「回収できるのか」という懸念が広がり、ハイテク株全体が売られる事態となりました。

しかし大川氏は、これだけ巨大IT企業が資金を投じているからこそ、半導体やメモリの需要が伸びて株価が上がっているのであり、株式市場にとっては決して「悪い話ではない」と独自に分析。下がったところは買いのチャンスだとするスタンスを示しています。一方で、将来的に控える「オープンAI」の上場については、ステークホルダーの多さなどからAIバブルのターニングポイント(崩壊の引き金)になるかもしれないという巨大な”リスク”についても鋭く切り込みます。

データセンター投資で「大和ハウス」は正解だったのか?

DJ Nobby氏が実際に購入した銘柄について大川氏がガチでアドバイスする人気コーナー「大川道場」。今回は、データセンター関連銘柄として「大和ハウス」を購入したものの赤字状態だというNobby氏の悩みを取り上げます。

大川氏は、足元では部材不足などで建設関連の株価は冴えないものの、今後は国家の機密データを国内で管理する「ソブリンAI(国家主導のAI)」の流れにより、国内でのデータセンター建設ラッシュが本格化すると予想。短期ではなく、2〜3年先の中長期の投資目線で見れば、十分に魅力的であるとアドバイスを送ります。

普段株をやらない層も参戦!? 「スペースX」上場、投資のベストタイミングは?

いよいよ取引が始まるスペースXのIPO(新規株式公開)。大川氏の「普段株をやらない父親」までが証券会社に問い合わせるほどの熱狂ぶりを見せているというエピソードも飛び出します。

しかし、事業のマネタイズや財務状況にはまだ課題があるため、上場直後はドリームマネーが集まり「正当な価格はつかないギャンブル的な動きになる」と予想しています。では、いつが買い時なのか?一過性の熱狂が落ち着き、ドリームマネーが抜けて適正な価格(フェアバリュー)を探りに行くタイミングから参入することこそが、堅実な投資のチャンスかもしれないという具体的な戦略が語られます。

詳細な分析や今後の投資戦略については、ぜひ動画本編でお楽しみください!

※本記事は投資助言や個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はご自身の判断でお願いします。

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