はじめに
25日移動平均乖離率44%の衝撃。株主総会で語られた見通し
25日移動平均乖離率とは、現在の株価が過去25日間の平均値からどれくらい離れているかをパーセンテージで表したテクニカル指標です。相場の「買われすぎ(割高)」や「売られすぎ(割安)」を判断し、逆張りのタイミングを測るために利用されます。
一般的に、この乖離率がプラス15%から20%以上になると、「買われすぎ」として高値警戒感が強まるとされています。ところが、前日までのキオクシアの25日移動平均乖離率は、なんと「44%」に達していました。6月23日時点で時価総額が60兆円を超えていた超大型株にもかかわらず、ここまで乖離率が拡大したのは、長年相場を見てきた中でも異例の事態です。それだけ同社への期待が高まっていた表れといえるでしょう。
そうした中、6月25日にキオクシアの株主総会が開催されました。席上では、数年先までの契約獲得により、今後も高成長が続く見通しが示されました。その背景には、マイクロンテクノロジーと同様に、米ハイパースケーラーのAIデータセンター投資に伴う旺盛なメモリー需要があることが改めて説明されています。
また、総会では株式分割や配当に関する前向きな言及もありました。今後も日本市場のリード役として相場を牽引していくことが期待されます。
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