はじめに

この時期は、ボーナスが出るころですね。ここ数年は支給額が上昇傾向で、昨年より多くのボーナスを受け取った方もいるかもしれません。

東証プライム上場企業の全産業のデータを見ると、今夏のボーナスの平均額は88万1915円で、前年比2.5%の増加(※一般社団法人 労務行政研究所 2026年5月7日発表)。5年連続でプラスです。

では、この夏ボーナスを、皆さんはどのようなものに使う予定なのでしょうか。最新のアンケート結果から、現代のお金に対するリアルな意識を読み解いていきましょう。


2026年夏のボーナスの使い道は、「お金関係」のランクがアップ!

共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ) 」を運営するロイヤリティ マーケティングの「Pontaリサーチ」(2026年5月22日~5月25日)にて実施した「第64回Ponta消費意識調査 2026年6月発表」を見てみましょう。

ボーナスの使い道で、今回は「お金」にまつわる項目のランクアップが目立ちました。

<夏のボーナスの使い道※3つまで。「特にない・支給されない・分からない」を除く>
1位…貯金・預金(33.6%)★昨年からややUP
2位…旅行(宿泊を伴うもの)(7.2%)★昨年からややUP
3位…食品(ふだん食べるもの)(5.5%)☆昨年からややDOWN
4位…財形貯蓄(4.3%)★昨年からややUP&ランクアップ!
5位…外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)(3.8%)
6位…投資信託(3.3%)★昨年からややUP&ランクアップ!
7位…株式(2.5%)★昨年からややUP&ランクアップ!
8位…衣服(2.4%)
9位…旅行(日帰り)(2.0%)
10位…食品(お取り寄せなど、特別なもの)(1.8%)

2025年の夏のボーナス期と比べてみると、ポイントとランクをアップさせたものに、「お金」にまつわるものが多数入っています。

1位の「貯金・預金」は13年連続首位をキープしており、4位の「財形貯蓄」、6位の「投資信託」、7位の「株式」はポイントもランクも両方アップしています。それ以外では、「旅行(宿泊を伴うもの)」のポイントがややアップしているものの、まずはお金を貯めたり、増やしたりしたいという意識が高まっているようです。

投資性商品が増えているのは、新NISAが始まって3年目となり、少しずつ投資をする人が増えてきたことや最近の株高の影響もあるかもしれません。物価高が続くなか、まずは手元に資金をしっかり貯めたり、増やしたりする必要性を感じている人も多いのでしょう。

「貯金・預金」の“用途”を決めていない人が増えている!

ボーナスの使い道として「貯金・預金」を選んだ人への“「貯金・預金」の用途を決めているか”という問いに対して、「決めていない」と答えた人は、2年前の57.1%、1年前の60.4%に続き、今年は66.1%と増加しています。

物価が上がり、お金をじっくり貯めて買おうと思っても、数年後には価格が上がっていることも予想されるため、貯金・預金の用途をより決めにくくなっているのでは、と推察されます。また、不安定な世界情勢のニュースを聞くことも増えている今、「この時期にこれを買いたい」といった具体的な目標も立てづらい人が増えているのかもしれません。

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