はじめに
「貯金・預金」を選ばなかった理由は?
同調査では、ボーナスの使い道として「貯金・預金」を選ばなかった理由について、年代別に聞いています。
20代、30代、40代、50代のそれぞれを見てみると、「生活費や日常の支出に充てるため」は、高い順に50代が50.0%、30代が44.9%、20代が40.6%、40代では38.8%です。
「株式や投資信託などで資産形成するため」は、高い順に30代が29.7%、40代が24.8%、20代が23.2%、50代が18.1%です。
「特別な買い物や旅行など、消費に回すため」は、高い順に20代が18.7%、50代が15.5%、30代が13.6%、40代が11.6%です。
「ローンの支払いに充てるため」は、高い順に40代が10.1%、50代が7.8%、20代が7.7%、30代が5.1%です。
「自己投資に使うため」は、高い順に40代が10.1%、20代が7.1%、50代が4.3%、30代が4.2%です。
選択肢を選べるのがひとつだけであるため、複数に使っているかもしれませんが、30代は自己投資への割合がやや低めでした。子育て世代が多く、教育費や住宅費などで家計の負担が大きい時期でもあるからかもしれません。ただ、今後まだまだ自分の可能性も広がる世代であるため、余裕があれば自己投資にもぜひ使っていただき、今後のキャリアや収入アップにもつなげたいところです。
また、「株式や投資信託などで資産形成するため」は30代では約3割と非常に多く、新NISAなどをきっかけに、資産形成が少しずつ身近になってきたことがうかがえます。ただし、ボーナスをできるだけ投資にまわすことには要注意です。急な出費に備えるお金を確保したうえで、余裕資金の範囲で少しずつ資産形成をすすめることが、長く続けるコツです。
貴重なボーナスの機会は、分けて考えてみよう
ボーナスは、毎月のお給料とは別に入る、まとまったお金です。そのため、「全部使う」「できる限り貯める」「より多く投資に回す」などと何かに集中させるのではなく、目的ごとに分けて考えてみることをおすすめします。
例えば、「家族旅行や自分へのごほうびに少し使う」「急な出費に備えて貯める」「将来のために、一部資産形成に回す」などです。まとまったお金だからこそ、楽しみと安心、そして将来への備えをバランスよく取り入れやすくなります。
ボーナスは、毎年必ず同じ金額を受け取れるとは限りません。だからこそ、受け取ったタイミングで一度立ち止まって、「何に使うと、自分や家族にとってより満足度が高くなるかな?」と考えてみることが大切です。ぜひ2026年のボーナスも、今の心地よさと将来の安心感や満足感につながるように使えたらよいですね。
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