はじめに

ハイリターンの裏にある「追証リスク」に要注意

魅力的に見えるDRAMですが、注意すべき動きも出ています。特に問題視されているのが、「レバレッジ型」の派生商品による影響です。

2026年6月25日に、ブル型ETF(2倍レバレッジ)である「Defiance Daily Target 2X Long DRAM ETF(ティッカー:DRAL)」が設定されました。これは、「ラウンドヒル・メモリーETF(DRAM)」の日次変動率の200%(2倍)の連動を目指すアクティブ運用型ETFです。

韓国株式市場で、半導体株などの急落に伴い、レバレッジをかけた個人投資家の口座で大量の追証(追加証拠金)が発生する事態が起きました。これを受け、韓国金融当局は個別銘柄を対象とするレバレッジ型・インバース型(レバブル)ETFの新規上場を一時停止するとともに、投資に必要な最低預託金の引き上げ(1000万ウォンから3000万ウォン、日本円で約110万円から約330万円へ)などの措置を決定しました。

日本市場においても、2021年に金融庁が「レバレッジ型・インバース型ETF等への投資にあたってご注意ください」というレポートを配信し、以下の通り注意喚起を行っています。


・レバレッジ型・インバース型ETF等は、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品です。
・投資経験があまりない個人投資家の方が資産形成のためにこうしたETF等を投資対象とする際には、取引の仕組みや内容を十分理解し、取引に伴うリスク・コストを十分に認識することが重要です。


投資の際は、商品の仕組みとリスクを正しく理解した上で売買を行うことが何よりも重要です。

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