はじめに
日経平均と持ち株の値動きがズレる理由は「騰落レシオ」にあった
3つ目の指標は「騰落レシオ」です。これは、一定期間の「値上がり銘柄数」を「値下がり銘柄数」で割って百分率(%)で表したもので、市場全体の過熱感や買われすぎ・売られすぎを判断するテクニカル指標です。
2026年の日経平均は非常にボラティリティ(価格変動)が高く、前日比で1,000円以上動くことも日常茶飯事となっています。しかし、日経平均が大幅高となった日であっても、東証プライム市場全体で見ると「値下がり銘柄数」の方が多いという現象が多発しています。逆に、日経平均が下落している日に、プライム市場では値上がり銘柄数の方が多いことすらあります。
「日経平均は上がっているのに自分の持ち株がまったく上がらない」と感じたときは、ぜひプライム市場全体の値上がり・値下がり銘柄数をチェックしてみてください。一部の構成銘柄だけに引っ張られている市場の実態が把握でき、心の落ち着きを取り戻す一助となるはずです。
アルゴリズム取引全盛時代。「相場は相場に聞け」の原則に立ち返ろう
近年の株式市場では、コンピューターが自動で高速売買を行う「アルゴリズム取引」の比率が年々高まっています。感情を排除した機械的な判断によって取引スピードが速くなった結果、値動きが増幅され、一方通行のトレンドが形成されやすくなっています。
このような環境下では、「相場は相場に聞け」という古くからの格言に立ち返ることが重要です。
相場の先行きが見通せなくなったときこそ、自身の予測や個人的な願望を捨て、実際の株価や市場の値動きが示す方向性に素直に従う姿勢が求められます。
投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]