はじめに

【この記事の要点】
・令和8年熊本地震の被災地を「お金」で支援する方法は大きく分けて5つある
・義援金やクラファン、ふるさと納税など、方法によって資金の「届き方」や「スピード」が異なる
・支援を装った詐欺に注意しつつ、自分に合った無理のない支援を長く続けることが大切

2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。被害を受けられた皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

現在も多くの方が避難生活を余儀なくされる中、「被災地の力になりたい」「何か支援したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、被災地をお金で支援する5つの方法について、それぞれの特徴や届き方、支援する際の注意点を解説します。


①義援金:被災した人へ直接届けたい人に

「被災された方へ直接お金を届けたい」という思いがあるなら、義援金が代表的な選択肢です。

義援金の窓口となるのは主に被災自治体や日本赤十字社で、今回の地震でも「令和8年熊本地震災害義援金」の受付を開始しています。最大の特徴は、寄付されたお金が全額、被災者へ公平に届けられることです。一方で、被害状況の確認や配分額を決定するための調査・協議が行われるため、寄付してから実際に被災者の手元へ届くまでには一定の時間を要します。

時間はかかりますが、生活再建に必要な資金として、被災者へ直接届けられる支援方法です。

②ネット募金・クラウドファンディング:今すぐ復旧・復興活動を応援したい人に

被災地では、発災直後から避難所の運営や炊き出し、支援物資の配布など、多くの活動が行われています。こうした現場を支える資金として活用されるのが、NPOや支援団体への支援金です。義援金とは性格が異なり、現場で今まさに必要とされていることに、比較的スピーディーに活用されるのが特徴です。

Yahoo!ネット募金やREADYFOR、CAMPFIREなどでは、被災地支援のプロジェクトが立ち上がり、インターネットから手軽に寄付できます。また、VポイントやPayPayポイント、楽天ポイントなど、現金以外で寄付できるサービスもあり、ポイントなら気軽に支援できるという人にも利用しやすいでしょう。

一方で、団体によっては運営費や決済手数料が差し引かれる場合があります。寄付する前に、活動内容や資金の使い道を確認しておくと安心です。

③災害支援ふるさと納税:税制メリットを活用しながら自治体を支援

被災した自治体を応援したい人におすすめなのが、「災害支援ふるさと納税」です。通常のふるさと納税では返礼品を受け取りますが、災害支援寄付では返礼品はなく、寄付額を復旧・復興のために活用されます。

今回のような災害時には「代理寄付」という仕組みが利用されることがあります。これは、被災自治体の職員が復旧対応に専念できるよう、被害を受けていない自治体が寄付や事務手続きを代行する制度です。受け付けた寄付金は、その後、被災自治体へ届けられます。

災害支援ふるさと納税の寄付金控除の上限額は通常のふるさと納税と共通です。返礼品付きのふるさと納税も利用する予定がある場合は、控除枠を超えないよう確認しておきましょう。

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