はじめに

若い世代の献血者は減少中

街中で「献血をお願いします~!」という呼びかけを聞いたことがある人もいるでしょう。献血を取り巻く環境は厳しくなってきています。少子高齢化によって献血可能な人口が減りつづける一方、医療現場では血液需要が増加しています。厚生労働省も、将来にわたって安定的に血液を確保するため、若い世代を中心とした献血者の確保が重要だと発信しています。

そもそも献血には、年齢などの条件があります。たとえば、400mlの全血献血は男性は17歳~69歳、女性は18歳~69歳、成分献血は18歳~69歳が基本です。ただし、血小板献血(成分献血の一つ)は女性54歳までなど、種類によって条件が異なります。また、65歳以上の人は、60~64歳の間に献血経験があることが条件です。

つまり、誰でもいつでもできるわけではないため、若い世代が参加することには大きな意味があります。

ちなみに筆者は、上の子が18歳を過ぎた際に「一つの経験になるかな」と思い、親子で献血に行きました。子どもは「こんな世界があったんだ」と驚き、興味深そうにしていました。後日何人かの友人に雑談で話したところ、献血経験者が数人いたことがわかったそうです。そうして、献血をする人が広がったらいいなと思いました。

「幸せ」のために、お金以外の選択肢も

今回は、献血を一例として取り上げました。献血によって誰でも幸福度が上がるとはいえませんが、他人のためにお金を使うことが幸福感につながる可能性が示されているように、自分以外の誰かのために行動することで、私たちの満足感や幸福感につながる可能性は十分にあります。

お金や時間を「自分のため」に使うことに加え、ときどき「誰かのため」に使う視点を取り入れてみる。そんな行動が、思いがけない幸福につながるかもしれません。

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