はじめに
「誰が負担し、いつ戻るのか」――AI相場が試される次のフェーズ
もちろん、FCFが赤字だから危険、と即断するのは早計です。将来大きな収益を生む設備なら、先にお金を使うのは合理的です。マイクロソフトのように、多額の投資を続けながらFCFの黒字を維持している企業もあります。
問われているのは、AIが普及するかどうかだけではありません。誰が投資資金を負担し、誰が利益を得て、その利益がいつ現金として戻ってくるのかです。資金を貸す側が慎重になれば、借りる側の投資計画にも影響します。その先には、半導体や設備を売る企業もつながっています。
コアウィーブの信用不安とアルファベットの株価急落は、同じ出来事ではありません。しかし、AIの成長への期待から、その成長を支えるお金の流れへ、市場の視線が移っている点では共通しています。
僕が「氷山の一角」と考えたのは、この広がりです。見えている一社の株価が落ち着いても、水面下の問題までなくなったとは限りません。AIの未来を信じることと、その未来に向けた投資が報われるかを確かめること。その両方が、いま投資家に求められています。
投資管理もマネーフォワード MEで完結!複数の証券口座から配当・ポートフォリオを瞬時に見える化[by MoneyForward HOME]