はじめに
今後の見通しと注意点
ただ、上方修正は上期の上振れが中心です。下期の営業利益予想は約137億円で、修正前の145億円より8億円小さく、前年下期(約125億円)と比べても約9%増にとどまります。保守的とも読めますが、理由は示されていません。
リスクは、ヒットへの依存です。ベイブレードは増産を進めており、売れ行きが鈍れば在庫が膨らみます。米国では、6月までの第1四半期にシステム不具合で出荷が遅れ、減収になっています。昨今、システム系の乱れはいつ起こるかわからないため、高値づかみは避けたいところです。
次回、第2四半期決算は、11月10日を予定しています。そこで注目すべき点は、特に以下の3点です。
②下期予想が据え置かれた理由と、上積みがあるか。年末商戦に向けた増産品の出荷と在庫
③米州の出荷遅延が解消し、海外売上が戻っているか
決算発表を高値で迎えてしまうと、上記の注意点をクリアしても利益確定売りで株価下落の可能性も十分あります。一方で、決算前に調整が進み、押し目をつけているようなら絶好の買いチャンスにもなりえます。今のところ、ほとんど押し目をつけずにきれいに上昇しているので、むしろ好決算なのに売られるという、通常なら投資家泣かせの反応が、待ち遠しいことになりそうです。
ちなみに、同社の株主優待は100株以上でオリジナルトミカ二台セットです。男児を持つ友人は、優待目的で10年以上前から株主です。株価はまったく気にしていないと言っていましたが、気づけば株価は上場来高値ですから、万々歳でしょう。
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