はじめに

その他知っておきたい民泊ビジネスの注意点

損害賠償などのトラブル対策が必要になるかも

他人が自分の家に泊まる民泊。故意・不故意に関わらず、家の物を壊される、子どもが宿泊客のカメラやタブレットを壊してしまう……なんてことがあるかもしれません。簡単に修理や弁償ができないものだとその後のトラブルに問題に発生してしまうことも。

また最悪の場合、盗難にあったり犯罪に巻き込まれたりなんていうことも可能性がゼロではありません。万が一の対策を立てておくことも必要でしょう。

民泊業として責任を持って

家で他人をもてなすのが好きな人など、ホームステイ型の民泊をやってみたいという人もいるかもしれません。でも民泊業は、友人や知人を無料で泊めるのとは異なり、責任も生じてきます。

土地勘のない観光客などを泊める場合は、地元のおすすめスポットや近隣アクセスの説明などが必要でしょう。それでも宿泊客が観光中に道に迷う、トラブルに巻き込まれて家に戻らない、連絡が取れなくなってしまうなんていうこともあるかもしれません。知らない人が出入りすることで、ご近所への説明や配慮も必要になりますね。

採算が取れるかどうかも考えて

実際に民泊ビジネスを始めるとなると、宿泊施設として提供するためには、リフォームしたり、ベッドや寝具を購入したりとさまざまな費用がかかるかもしれません。なかには家主不在型の民泊ビジネスのために新たに物件を借りて行う人もいるかもしれませんね。

しかし、ビジネスを始めたからといって必ずしも宿泊客が来てくれるとは限りません。来てもらうためにはそれなりの宣伝も必要でしょう。また、他の施設より魅力あるものにするために、アメニティなどにお金をかける必要が出てくるかもしれません。

空き部屋があれば誰にでもチャンスがありそうな民泊ですが、起業と同じ。法令を守ること、申告すること、そして収益を上げるための工夫と努力が何より大切になってきます。しっかり情報収集をしながら収入アップを目指してください。

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