確定申告に合わせて考えたい“国民年金基金”という選択
今年から始める将来の自分年金づくり
毎年、この時期になると街角で見かけるのが「確定申告はお早めに!」というポスター。確定申告書の提出期間は2月16日から3月15日までとなっていますが、毎年ついつい後回しにしてしまい、気づけば提出期限ギリギリに……という人も少なくないのではないでしょうか。還付申告で所得税が戻ってくる人は別にして、自営業やフリーランスの人にとって「面倒」「できれば避けたい」というイメージが強い確定申告。でも実は、ちょっとした知識と行動力を身につけるだけで、大きな節税につなげることも可能なのです。それだけではありません。やり方次第では、節税をしながら、将来のための備えを加速化することもできます。確定申告は、自分次第で「面倒なもの」から「楽しみなもの」へと変えることができるのです。
夢の「早期リタイア」5700万円あれば老後は安心?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は大竹のり子氏がお答えします。早期リタイアに向けた資産運用についてご相談します。48歳男性・会社員(独身・結婚予定なし)年収:50歳まで手取り900万円(賞与含む)資産:円預金(普通・定期・現金合計)5,685万円(ペイオフ対策で分散、なるべく金利の高い円定期預金を利用)投資信託:バランスファンド15万円(月額5万の積立で3ヶ月目)資産合計:5,700万円負債:なし住居:月額9万円(賃貸・購入予定なし)退職金:4,200万円(50歳退職時・早期退職金など含む)確定拠出年金:150万円(60歳)個人年金:60歳から年72万円×10年公的年金:65歳から月額17万円(ねんきんネットで試算)<今後の支出想定>50歳の退職まで住居費含めた生活費総額:月額45万円50歳~59歳同上:月額35万円60歳以降同上:月額31.5万円以上の条件で試算すると、50歳で早期リタイアしても92歳まで資産を切り崩すかたちで生活できそうです。もう少し積極的な運用が必要かと
月給20万でも貯まる人と50万でも貯まらない人の違い
「成り行き貯蓄」になってない?
日々の生活にも、人生にも、切っても切り離せないのが「お金」。それなのに、ほとんどの人がお金についてきちんと勉強したことがないのではないでしょうか。思い出してみてください。学生時代に「お金の使い方」について先生に習ったという人はごくごく稀なはず。両親からはどうでしょうか。「無駄遣いをしたらダメよ」「お年玉は使わずに貯金しなさい」という節約・貯金のススメはあっても、上手な使い方や増やし方について具体的に教わったという人は少ないはずです。
無理せず0から1000万円 続けられる貯蓄メソッド
ルールを決めたら後は実行するだけ
子どもの教育資金として1,000万円がよく目安とされます。マイホームの購入資金も、頭金の目安は物件価格の2割と言われます。3,500万円の物件なら頭金として700万円。それ以外に諸費用が200万円程度必要なので、貯蓄が1000万円あれば心強いと感じる人も多いでしょう。もちろんお金を貯める目的は人それぞれですが、1,000万円あれば車の購入、留学、海外旅行等々、まとまったお金が必要になったときでも幅広く対応できそうです。これから貯蓄をスタートする人、これまでなかなか貯められなかった人には果てしない金額に思えるかもしれませんが、決して無理な金額ではありません。そのためにやるべきことをひとつひとつ実行していきましょう。
金券ショップを日常使いする人のおすすめ活用術
普段の買い物からレジャーまで
節約上手な人に話を聞くと、必ずといってよいほど活用しているのがクーポンや割引券。たとえ1回当たりの割引金額が100円でも積み重なるとそれなりの家計の節約に。外食やレジャーに欠かせない節約アイテムとしていつもお財布に入れているという人もいるかもしれません。そんなクーポンや割引券がお得に手にはいるのが金券ショップ。クーポンや割引券を金券ショップで購入すれば、さらに大きな節約ができます。
世帯年収1100万、50代までに1億貯めて早期退職したいです
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する大竹のり子氏がお答えします。夫婦ともに30代後半、仕事の都合で現在は別居しています。50代の早いうちにアーリーリタイアを考えています。アーリーリタイアの実現可能性や、今後の方針に関してアドバイスをいただけますでしょうか。【世帯構成】夫婦、子無し(今後も子無しで合意しています)【世帯年収・税引き前】1,100万円【生活費・夫婦合計】30~35万円/月(家賃含む)【資産状況】約5,000万円(現金20%、個別株+投信15%、国内債券25%、海外債券25%、ソーシャルレンディング15% 直近1年間の運用実績、年3%程度。今後、現金から個別株+投信にリバランス予定)【負債】なし【住居】当分の間、2人とも賃貸で別居。リタイア後は賃貸から相続予定の一戸建てへ引越する計画【相続予定の資産】住居(地方都市郊外、50坪、評価額1,500万円程度)、土地(地方都市中心、160坪、路線価5,000万円程度)アーリーリタイアまでに1億円程度の資産を貯
なぜ、アメリカ人はあまり貯金をしないのですか?
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する大竹のり子氏がお答えします。一般的にアメリカ人はあまり貯金をしない、という話を聞いたことがあります。年に何度も休暇を取って旅行に出かけたり、コンサートに出かけたり、一見豪華な生活をしているように感じます。貯金を気にしないのは、単に文化の違いなのか、社会保障制度・経済の仕組みの違いなのか、どこに理由があるのでしょうか。また純粋な疑問として、彼らは貯蓄しないことでなにかデメリットを被っていないのでしょうか。(30代前半 既婚・子供なし 女性)
リフォーム費用700万円、ローンの賢い組み方を教えて
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回はプロのFPとして活躍する大竹のり子氏がお答えします。夫の実家をリフォームして、二世帯住宅にすることになりました。700万円近くかかるのですが、今、手元にあるお金は800万円ほどです。この場合は、前金でいくら支払うとよいでしょうか? 現在の住まいは賃貸で、家賃込でひと月25万円ほどで生活しています。(30代前半 既婚・子供1人 女性)
賢く節約する人は知っている 「公共施設」のフル活用術
旅行やランチだって安くなる
おこづかいや使えるお金は限られているけれど、日々の暮らしは充実させたい――。誰もが一度はこんなふうに考えたことがあるはず。そんなときに思い出したいのが、公共施設。図書館やプールだけでなく、教養アップやスポーツ、自分磨きからレジャーまで、公共施設なら無料、またはかなりお得な料金で利用できます。すでに利用している方もあまり利用していなかった方も、公共施設の有効活用で家計改善を目指しましょう。
1万円以下からコツコツ始める「はじめての投資生活」
積立投資で効率的にお金を増やそう
長らく続く、低金利。マイナス金利の導入もあいまって、定期預金の金利は比較的高めのところでも0.01%と限りなくゼロに近いのが現実です。おまけに目先では延期になったとはいえ、将来的にはさらに消費税が上がるとなれば支出は増える一方。これからは、一人ひとりが少しでもお金を「増やす」ための努力がますます必要となってくるでしょう。そこで注目を浴びているのが、「投資」です。とはいえ、投資にはリスクも。はじめて投資にチャレンジする人におすすめなのが、コツコツ積み立てるスタイルの積立投資です。積立できる商品にもさまざまなものがありますよ。
世帯年収750万円貯金なし、そろそろ子供がほしいです
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は読者の家計の悩みについて、プロのFPとして活躍する大竹のり子(おおたけ・のりこ)氏がお答えします。結婚して2年目の30代女性です。共働きで世帯年収は750万円。そろそろ子供がほしいと思うものの、結婚式や新婚旅行にお金を使ってしまい、貯金がまったくありません。出産、育児費用はどのくらい必要でしょうか?(30代前半 既婚・子供なし 女性)
それ本当にお得? 節約に効く100円ショップ利用法
ムダをなくして賢くフル活用
いまや生活に必要なアイテムのほとんどが100円ショップで買えるようになりました。一律100円という低価格でわかりやすい値付けと、豊富な品揃えが魅力の100円ショップ。店舗も街のあちこちにあるので、コンビニ同様よく足を運ぶという人も多いことでしょう。なんといっても1商品100円という安さが最大の魅力ですが、ムダなものを買いすぎてしまったり、実は割高な商品を買ってしまったりすると本末転倒です。家計を節約するために知っておきたい、賢い100円ショップ利用のコツをご紹介します。
配送料で損してるかも? 郵便・宅配便の賢い使い方
送料節約のために知っておきたい知識
年度替わりのこの時期は、引越しや親戚への入学祝い、細かな手続きなど、郵便や宅配物が増えがちですよね。なんとはなしにコンビニの窓口で荷物を送ったら、思ったよりも送料が高くつき、損した気分になった経験はありませんか?最近では、それぞれの配送業者がさまざまなサービスを展開し、利便性と料金体系で差異化を図ろうとしています。どんな荷物を送りたいのかによってサービスをうまく使い分ければ、送料を賢く節約することができますよ。
キャッシュレス時代、お財布の中身もアップデートしよう
スッキリ財布がイマドキな気分
朝、家を出てから、夜、帰宅するまでの行動を振り返ってみると、昔と比べて現金を使う場面が減ってきていることに気がつきませんか? 通勤には「Suica(スイカ)」を代表とする交通ICカード、社員食堂でのランチの支払いはICコードが搭載された社員証を、帰宅途中で立ち寄るコンビニでも、タクシー代を支払う場面でも、スマホをピッとかざして支払い完了。こんなキャッシュレスの時代ですから、お財布の中に入れるべきものも変わってきているはず。そこで今回は、イマドキのお財布の中身について考えてみましょう。
年収550万、共働き前提で子育て&老後資金を貯めたい
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は読者の家計の悩みについて、プロのFPとして活躍する大竹のり子(おおたけ・のりこ)氏がお答えします。これから結婚を考えていますが、年収550万円ほどで、貯金は100万円もありません。月収は手取り25万前後です。これから、子育て・老後などを考えると憂鬱です。絶対に共働きでなければ無理だと考えています。そこで、共働き前提で、今後の貯蓄やお金の育て方について教えてください。(40代前半 独身 男性)
ポイントを賢く貯めるために知っておきたい3つの鉄則
たかがポイント、されどポイント
DVDレンタル、コンビニ、スーパー、アパレルショップ……など、さまざまな店舗でポイント制度が導入されています。賢く貯めて、賢く使えばとてもお得なポイント制度ですが、あちこちでポイントカードを作っていると、あっという間にお財布がパンパンに。レジでカードの提示を求められても探すのに手間取って、後ろに並んでいる他のお客さんのことを気にして結局あきらめてしまったことはないですか?ポイントカードはよく行くお店や貯めやすいポイントに絞ることが鉄則。厳選して2~3枚を選ぶようにしましょう。
いよいよ本番 確定申告のイロハを確認しよう
確定申告は自営業者だけのものじゃない
所得税の確定申告とは、1月1日~12月31日までの1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、申告納税すること。会社員の場合、所得税は給料からすでに源泉徴収されており、通常は自分で確定申告をする必要はありません。しかし、だからといって、確定申告は決して自営業者だけに限られたものではないのです。申告期間は2月16日から。本番を前に改めて、確定申告のイロハを確認してみましょう。
年収が増えても貯金できない人がまずやるべき3つのこと
FPの家計相談シリーズ
読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は読者の家計の悩みについて、プロのFPとして活躍する大竹のり子(おおたけ・のりこ)氏がお答えします。新卒で入社したときは、年収が350万円だったので、日々節約をしながら過ごしていました。現在、年収は上がり600万円になりましたが、その分支出も増え、30歳独身なのですが貯金がまったくありません。今のところ、結婚の予定もありません。このままだと将来的にどうなってしまうかのか不安です。(30代前半 独身 女性)