生活

財布は別の共働き夫婦、金遣いが荒い夫は小遣い制がいい?

FPの家計相談シリーズ

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は深野康彦氏がお答えします。

夫婦共働きです。結婚当初から財布は別で、私が生活費を管理して毎月一括で夫に請求しています。ですが、夫はお金遣いが荒く、残った分は全部使ってしまっているようです。スボラな人なので家計簿などはつけられません。いっそ、お小遣い制にしようかとも思うのですが、後輩におごれない人間になってほしくないので、内緒で請求額を増やして、貯蓄に回そうかと考えています。夫婦のお金の使い方や貯め方についてアドバイスをいただけますか。
(20代後半 既婚 女性)


深野: ご夫婦のお金の管理で悩まれているようですが、共働きの場合、お金は別々に管理、妻が一括して管理、あるいは夫が一括して管理という方法がある中、どの方法が合っているかはご夫婦の考え方次第、言い換えればすべてのご夫婦に合う万能な家計管理の方法はありません。

共働きではなく、妻が専業主婦であったとしても同様で、どのような働き方であったとしても、我が家にとって良い方法を見つけて、それを実行していくのです。

ライフプランを考えてからお金の準備をする

現在は奥様が生活費を管理して、一括してご主人に請求されているとのことなので、生活費は全額ご主人が賄っているのでしょうか。それとも奥様も一部は負担されているのでしょうか。

質問からはその辺りが判断できかねますが、まずはご主人と将来に向けて家計管理をどうしていくのがよいのかを話し合われてはいかがでしょうか。

簡単なもので結構ですので、ライフプランを考えてみて、そのためのお金の準備をどうするのか話し合うのです。

奥様はかなりご主人に気を遣われているようですが、奥様が将来を見越して内緒で請求額を増やして貯蓄に回した場合、プラスに出ることも、マイナスに出ることも考えられます。

ご夫婦で家計の情報を共有し、オープンにしておくことで、ご主人の協力を仰ぐようにしましょう。そのために、ご夫婦で将来の家計(資産を含む)について話し合うのです。

「おごる」行為は余裕があって初めてできるもの

共働きの場合、収入が多い割に貯蓄額が少ないともいわれることがありますので、早めに話し合いを行い、共通の目的を持ってなるべく早めに貯蓄体質の家計に転換するようにしましょう。

お小遣い制も考えられているようですが、共働きである分、ある程度余裕がある金額をご主人に渡さないと納得してくれないかもしれないですね。

奥様は後輩におごれない人間にはなってほしくないと考えられているようですが、頻繁におごりすぎるのも考えものです。節目節目で奢るだけで十分だと思われます。

なぜなら、「おごる」という行為は、自分自身に余裕があって初めてできるものであって、自分が我慢してまで人に施す必要はないのです。常に、我が家の家計がしっかり管理されているからこそ、おごることができると認識すべきでしょう。

また、お小遣い制にした場合、奥様(妻)がへそくりを作ることがあるといわれています。ご主人のお小遣いが少なかったり、奥様のへそくりが多額になりますと、揉めごとになるかもしれません。もっとも、これは、ご主人の度量次第かもしれませんが。

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