はじめに

新婚カップルが保険を選ぶポイント

繰り返しになりますが、保険は「多額の費用が必要になる、不測の事態」に備えるものです。

例えば、火事や自動車事故も不測の事態です。めったにありませんが、もし現実のことになったら、事後処理や損害賠償などで多額の費用がかかり、その後の生活が立ち行かなくなってしまいます。

そのリスクを回避するために契約するのが、火災保険や自動車保険の役割です。

新婚夫婦にとって、生命保険も同じように考えることができます。日本人の平均寿命は男女とも80歳を超え、おそらく二人とも長寿をまっとうするでしょう。でも、もし若くして万が一のことがあったら、遺された家族はどのように生活していけばよいのでしょうか。
そのことを二人で話し合うことが、保険選びのスタートラインです。

そこで大切なのが、二人のライフプランです。

結婚後、奥様の働き方もポイントです。専業主婦になりたいのか、フルタイムでバリバリ働くのか、それとも家事をこなしながらパートなどで最低限の収入を得るのかで、その後の家計にかなりの違いがあります。

子どもの希望や、貯金できる金額によって、保険金の額も変わってきます。ライフプランを時系列にそって考えることで、リスクが明確化し、必要な保険の時期や金額がはっきりするのです。保険料が安いかどうかではなく、どんな保証が必要なのか、本当に必要かどうかが大切です。

次に、二人に必要な保障額がわかったら、各社で比較検討をしましょう。

同じ保険金額でも、保険をかける人の年齢、性別、健康状態、職業によって、契約者が支払う保険料は各社で差があります。

自分自身で、保険比較サイトなどで保険商品を絞れるのがベストですが、各社の比較をしながら説明をしてくれる、保険の総合代理店を活用するのも一つの手です。

相談は無料のところが多いので、積極的に利用してみるとよいでしょう。自分たちだけで話している時には気付かなかったことが、経験豊富なプランナーのアドバイスでわかることもあります。

ただし、代理店にとって有利な手数料の高い商品を買わされてしまう恐れがあります。参考程度に聞くか、もしくは自分である程度保険商品を選んでから話を聞きに行くのが良いでしょう。

おすすめは、中立的な立場の専門家による保険相談です。お客さまの立場に立った提案ができますし、お客さまの希望によっては、生命保険ではない金融商品のほうが適していることもあります。その時に「保険は入らないほうがいい」とアドバイスできるのは中立的な専門家だからこそです。

もしも保険のことがよく分からないなら保険会社からの話だけで決めるのはリスクが大きいでしょう。販売する立場の人間からは、販売のための話しか聞けないことがほとんどだからです。

結婚したら、保険は自分のためから家族のために

独身のときには保険に入っていなかった人も多いかもしれません。

でも、結婚したら家族に対する責任があります。将来に向けての夢や希望もたくさんあることでしょう。夫婦で具体的なお金の話をすることで、また新たな発見があるのではないでしょうか。

そして、夢や希望の実現のために、計画的な家計のライフプランを作りましょう。攻めの「資金作り」と守りの「保険」で、未来への一歩を踏み出してください。

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