はじめに
WordPress用テーマ、探し方のコツ
カスタマイズの要はテーマです。どのテーマを使うかを決めましょう。
かつては海外製のテーマが多かったのですが、近年は日本製も増えてきています。まずは、それぞれのメリットとデメリットを見てみます。
<海外産のテーマ>
メリット
・種類が豊富
・他のブログとデザインがかぶりづらい
・最新トレンドが取り入れられている
デメリット
・英語なので理解しづらい
<国内産のテーマ>
メリット
・日本語なので理解しやすい
デメリット
・種類が限られている
・他のブログとデザインがかぶりやすい
まさにファッショントレンドとも似ていますね。
海外産は、世界中がターゲットですので、膨大なユーザーによりシビアに良し悪しを見極められます。また、モバイルに特化したデザインをいち早く取り入れるなど、最先端にこだわりをみせるもの海外産の魅力です。
国内産は、日本語という強みがあります。説明書が日本語だったり、ユーザー同士が日本語で情報交換をしたりしています。そのため理解しやすく、サポートとやりとしやすいのは大きな魅力です。
テーマの入手先については、海外産はEnvato Marketというデジタル素材のマーケットで探すのがおすすめです。ここには1万種を超えるテーマがラインナップされています。日本にはこうしたマーケットはなく、Googleで「WordPress テーマ 国産」「WordPress テーマ 日本語」などで検索して配布サイトを探しましょう。
また、テーマを選ぶポイントとして、もうひつと大切なのは「アップデートが頻繁かどうか」も気にかけてください。
私のブログを事例に出しますと、私は海外産の「Newspaper」というテーマを2013年から5年間も利用し続けています。古いテーマですが、まったく古臭さを感じません。その理由は頻繁にアップデートがあるからです。Newspaperは2013年9月に誕生し、5年後の2018年8月にはバージョン9になりました。ユーザーの要望や最新トレンドが組み込まれ続けているのです。
テーマのアップデートが頻繁に行われているかどうか、製作者が過去にリリースしたテーマもしっかりとサポートし続けているかどうか。こうしたテーマ製作者の姿勢も選ぶポイントになります。
WordPressでブログ作る手順
ここで一旦、WordPressでブログを作る手順をまとめておきます。
「WordPressでブログを作るぞ!」
そう決意してからブログ立ち上げまるでの、大きな流れは以下の通りです。
- ドメインを取得する
- レンタルサーバーを申し込む
- サーバーとドメインをつなぐ設定をする
- サーバーにWordPressをインストールする
- テーマをインストールする
- 必要に応じてプラグインをインストールする
- WordPress、テーマ、プラグインの設定を行う
- 最初の記事を投稿する
詳しい手順については、レンタルサーバー、テーマ、プラグインにそれぞれ添えられている解説をご覧ください。
ちなみに、最近のレンタルサーバーの多くは、「WordPressの自動インストール機能」がついていますので、4の作業は簡単に終わります。また、4までの手順は特にわかりやすく解説されいるので、初心者でもスムーズに進めることができるでしょう。5から先は、テーマやプラグインによって設定の難易度は変わります。
WordPressサイト運営のコスト / 必要な機材
最後に、気になる機材やコストについてお伝えします。
まず、必要なのはパソコンです。WindowsとMacは、どちらでもかまいません。スペックは10万円前後で購入できる標準モデルで大丈夫です。また特別なソフトも必要ありません。ブラウザやテキストエディタなど、標準アプリで事足ります。
そして、WordPressにかかる経費は以下とおりです。
・【WordPress】無料
・【ドメイン】年間1,500円程度(.comの場合)
・【レンタルサーバー】月額500〜1,000円程度
・【テーマ】無料〜1万円程度が主流
・【プラグイン】無料が主流
思いのほか、安いと思いませんか? レンタルブログの月額料金はおよそ1,000円。コスト面で比較すると、WordPressでのブログ運営と大差ありません。
ちなみに、無料のレンタルブログは絶対にやめてください。運営会社がブログ内に自動的に広告を挿入するので稼ぎづらくなります。ご注意を。
以上、今回はWordPressでブログを作る手順についてお伝えしました。「設置やメンテナンスに手間を掛けたくない。記事を書くことだけに集中したい」と言う方には不向きですが、多少勉強する覚悟がある方は、ぜひチャレンジしてみてください。