はじめに
「妻に小遣いなし」が家計を圧迫？
お小遣いは、ご主人と息子さんだけがもらっているのですね。義母さんは年金があるから、それが自分費です。相談者さんの自分費はどう支払っていますか。きっと化粧品など、必要なものがあるはずです。
家計表を見ていると、そういった「相談者さん費」が、家計費目のいろいろなところに隠れているように見受けます。自分に必要なものが毎月いくらなのか、それは本当に必要なものかなどを考え、自由に使える金額も加えて、相談者さんにも小遣いを検討すると家計は落ち着く可能性があります。
収入が少ないから、妻だから、主婦だから、小遣いをもらうのは悪いと考える人も多いのですが、結果的にそれが家計のやりくりを悪くする原因になることが多いものなのです。ご家族と話し合って、ぜひ検討してみてください。
人に頼るより、自分でしっかりと
支出が多い家計は、原因がどこかに必ず潜んでいます。
もしかすると、相談者さんは義母さんと同居しているし、生活費をたくさんもらっているわけではないから、赤字でも仕方がないと思っていたのかもしれません。もっと裕福な暮らしをしている人がいると上を見ればキリはありませんが、もっと収入が少なくても、立派にやっている人たちも大勢います。
人に頼らず、地味でも、今できることをきちんとして、貯蓄ができる家計を作ってほしいと思います。互いを尊重しあい、お金の使い方もきちんと話し合って共有していくことができればうまくいくと思います。
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