はじめに
衣替えの時期や年末の大掃除で不要になった服や日用品。「捨てる」前に、今人気のフリマアプリを活用してお小遣いに換えてみませんか?リサイクルショップやフリーマーケットで売るのもおすすめですが、スマートフォンを利用したフリマアプリなら隙間時間を見つけて手軽に出品でき、自分が決めた価格で販売できるのが魅力です。
どんどん出品して売れたら、家の中もすっきりと片付いていいこと尽くし。10月24日に行われたフリマアプリ「ラクマ」のイベントでアドバイザーの川崎さちえさんに初心者でもできるフリマアプリの活用術を教えていただきました。
意外なアイテムが、意外な値段で売れる!
川崎さんいわく「家の中にあるアイテムの2割は不用品」とのこと。確かに家の中を改めて見渡すと、数年前から袖を通していない服など、もう着なかったり、使わないのに引き出しや空間を占領している服や物の多さに気付かされます。
「そういった不用品をフリマアプリを活用して処分すれば、収納スペースの節約になり、お金にも換えられます。フリマアプリでは、出品禁止とされているアイテム以外でしたら、基本的に何でも売ることができます。例えば、不揃いの食器、少し壊れている子供のおもちゃ、子供の書き込みのある参考書など、『こんなものも売れるのかな?』と思うアイテムも商品情報の記載欄にきちんと注意書きして出品すれば、納得した上で買ってくれる方がいますよ」。
また、木片や端材も趣味でハンドメイドを楽しんでいる人たちに人気があり、出品アイテムになるとのこと。自分はもう使わないと思ったアイテムが、誰かにとっては価値のあるものとして、意外な値段で売れるのもフリマアプリの面白さです。捨てる前にまずは出品してみましょう。
アプリをインストールしてプロフィールを作ろう!
フリマアプリに商品を出品するには、スマートフォンにアプリをインストールして登録をします。その次にプロフィールを作成しましょう。
「フリマアプリは顔の見えないインターネットを通しての取引きなので、初めて利用する人は相手がどんな人か分からずに不安を覚える方もいると思います。その不安を少しでも解消し、気持ちのいい取引きができるように『自分はこういう人間です』と伝えるのが、プロフィールを書く目的です。また、自分の好きな花やペットの写真でもいいので、プロフィール欄に写真を掲載すると安心感を与え、信頼にもつながります」と川崎さん。
プロフィールに入れる情報は大きく分けて以下3つ。
(1)『挨拶文』 「はじめまして。プロフィールをご覧頂きありがとうございます」といったもの
(2)『自己紹介文』 「東京在住の30代会社員です。主にファッション関連や雑貨類を出品しています」など
(3)『対応スピードに関する情報』 「平日は仕事のため、返信に時間がかかる場合がございます。商品は発送まで3〜4日頂いています」など
また、ペットやタバコの匂いを気にする人も中にはいるので、追加情報として「タバコは吸っていません」、「ペットは飼っていません」と記載しておくと親切であり、商品を取引する時のトラブル防止にもなります。
「最近はフリマアプリを活用する高齢者も増えていると聞きます。プロフィールを打ち込むのがちょっと面倒と思う方は、音声入力が便利ですよ」