はじめに

JR東日本・JR東海・JR西日本と北陸三県誘客促進連携協議会が共同開催するのが、冬の北陸の魅力を満喫できる「Japanese Beauty Hokurikuキャンペーン」です。メインテーマは『Japanese Beauty Hokuriku ~日本の美は、北陸にあり。~「美食」「美感」「美技」「美湯」「美心」の5つの「美」』で、多彩なイベントや企画が用意されています。

特に目玉となる「美食」では、富山新湊かに小屋での「昼セリ見学&高志の紅ガニプラン」、金沢市内飲食店での「冬のご褒美・金沢かにグルメ」、三国湊での「三国湊・越前がにツアー」などイチオシの「カニ」企画が揃っています。首都圏の主なJRの駅などでは「カニ」の写真やイラストなどを使用したポスターが貼られ、目にされた方も多かもしれません。なお、キャンペーン期間は2019年3月31日まで。

今年の冬は5つの日本の美が感じられる北陸の旅に注目。首都圏から北陸新幹線、関西圏から特急「サンダーバード」、中京圏からは特急「しらさぎ」の利用で、北陸までスピーディにアクセスできるのも魅力です。


のと鉄道の観光列車「のと里山里海号」

七尾線和倉温泉駅と穴水駅を結ぶ全長28kmのローカル線が、人気の観光列車「のと里山里海号」を運行するのと鉄道です。

ほろ酔いプラン

土曜・日曜・祝日には七尾駅~穴水駅間を結ぶ観光列車「のと里山里海号」(ゆったりコース)が下り3本、上り2本運行されています。普通列車の所要時間が約40分の七尾駅~穴水駅間を約60分かけて運行する列車で、沿線数カ所の車窓の見どころで一時停車するほか、能登中島駅では鉄道郵便車オユ10形の見学時間もあります。

この列車でおすすめしたいのが飲食付きプランで、下りの1号と上りの2・4号は世界的に活躍するパティシエの辻口博啓氏の「のと里山里海号限定メニュー」の「スイーツプラン(3,000円・乗車券含む・以下同)」、下りの3号は和倉温泉の寿司の名店「能登すしの庄 信寿し」が手掛ける「寿司御膳プラン(4,000円)」、下り5号は土曜日限定で日本四大杜氏に数えられる能登杜氏が造る地酒や能登ワイン、地ビールと能登の肴が味わえる「ほろ酔いプラン(3,500円)」があります。

美しい能登の里山里海風景を眺めながら、至福の時を過ごすことができます。なお、2019年1月は「里海車両」が車両検査のため、「里山車両」+一般車両で運行されます。

また、毎年1~3月の土・日曜・祝日には、のと鉄道穴水駅のホーム脇に牡蠣炉端焼店「あつあつ亭」がオープンします。

焼き牡蠣

ホームとホームを結ぶ跨線橋の上も店舗となり、焼き牡蠣、牡蠣フライ、牡蠣ごはん、牡蠣釜めしのほか、能登ワインなどの能登特産品を楽しめます。事前予約がベストですが、当日でも空席があれば利用できます。さらに、穴水には能登ワインを醸造する工場があり、冬場でも工場見学と試飲が楽しめまるのも魅力です。

能登ワイン

次は七尾線の観光特急列車「花嫁のれん」を紹介します。

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