はじめに

まずは黒字化!現状の1割カットで予算を組む

いよいよ生活費の見直しです。まずは黒字化することを目標に、次の3つに取り組んでみましょう。

1.現状把握から予算立て

通信費、奨学金返済、保険料を除く生活費を1割カットする予算立てからはじめます。

保険料については、保障内容を見直し、ご主人の死亡保険やがん保険の追加を検討します。貯めることも大切ですが、お子さんが小さく貯蓄も少ないうちは「家族を守る」ための備えも必要です。通信費のスマホ代は夫婦別々に支払うのではなく、家族割りや格安SIMに乗り換え料金を抑えましょう。食費の管理は必要なものだけ食材宅配を利用するのも良いでしょう。

2.やりくり結果のふり返りから予算修正へ

やりくりをしてみると、約1.2万円を貯蓄にまわせそうです。上手くいかなかった費目はどのような使い方をしたのか家計簿アプリなどを利用して記録をふり返ってみましょう。行動をる変えると支出も抑えられ、家計改善につながりますよ。

また、予算の見直しはご夫婦で話し合い、保険料は年払いするもよし、奨学金は貯金から一括返済するもよし。予算を修正してから2ヵ月目をスタートさせます。しばらくは予算、実行、見直しを繰返し、貯蓄にまわせるお金を少しでも多く捻出できるようがんばりましょう。

3.視野を広げてみる

下のお子さんが幼稚園に入ったタイミングでパートの時間を増やしてみてはいかがでしょう。ちょっぴり子育てから解放され、自分の時間も持て、視野も広がり情報も入りやすくなります。家族の夢の実現に向け、楽しみながら家計管理をしてみてください。

この記事の感想を教えてください。