はじめに
クレジットカード審査落ちの原因4
申込書に記載間違いがある
クレジットカードの申込書には、記載例が付いていて、間違えずに記入できるように工夫されています。さらに封筒には、同封漏れがないように、「身分証明書のコピーは入れましたか?」などのチェックリストまであります。
それでも記入間違いや同封漏れがあるのは、ある程度は仕方ないのかもしれません。しかし、記載間違いによって審査に落ちてしまうこともあります。
たとえば、氏名や生年月日なら記載間違いは通常しない項目であると言えますが、ここに間違いや修正があると、本人が書いていない、または虚偽である可能性ありとされ、審査に落ちることがあります。
また、申込書の住所が免許証やマイナンバーカードと違っている場合も審査には通りにくいでしょう。身分証明書のコピーが不鮮明だったり、書類の有効期限が切れていたりする場合も同様です。
申込書に不備があると、カード会社が電話や郵便で、再提出をするよう知らせてくれる場合もあります。クレジットカードの申込みをしてからカードが届くまでは、かかってくる電話はカード会社からの場合もあると考えて、必ず出るようにしておきたいですね。
ただし、何も連絡なしに審査に落ちることもあります。
クレジットカード審査落ちの原因5
自己破産や任意整理をしたことがある
クレジットカードに限らず各種ローンの申込み全般、自己破産や任意整理をしたことがある人には難しいものになります。
自己破産は、借金が多くなりすぎてしまった人が、債務=借金を帳消しにして人生の再出発ができる制度です。お金を貸した側からすれば、貸し倒れです。
そのため、自己破産や任意整理をしたことがある人には、お金を貸してくれるところはないのが現実です。ただ完済して、数年すれば他社でクレジットカードを作れる可能性もあります。
しかし、再出発をしたのであれば、まずは借金せずに暮らしを立て直すことが先決。クレジットカードは、貸す側・借りる側双方のためにはならないでしょう。
審査に落ちても、本当の理由は明らかにならないことが多い
クレジットカードの審査に落ちても、ほとんどの場合カード会社が理由を教えてくれることはありません。
代表的な理由を挙げましたが、他にも年収や、勤続年数、勤務先の売上や事業年数、持ち家か賃貸か、家族構成なども関係しています。
お金に対して極端にルーズではなくても、タイミングによって審査に落ちてしまう場合もあります。もしも審査に落ちてしまったら、改めるべきところは改めた上で、時機を見て再度申し込んでもよいかもしれません。