はじめに

2019年を迎えて早くも1ヶ月が経ちました。

さて、子どものお年玉はどうしましたか?親がそのまま貯金してしまうパターンがほとんどでしょうか。せっかくのお年玉なので子どもの欲しい物を買ったという家庭もあるかもしれませんね。

お年玉は子どもにとっては、ボーナスなのです。わが家では、毎月のおこづかい制のなかで、定額制は正社員、おだちん制はアルバイト生としています。その臨時収入をお金教育に活かさない手はありません。


小学高学年頃からチャレンジを

わが家では、大人用の自転車や、ゲーム機・ソフトなど子どもが欲しい物は自分で買えわせることにしています。

親が買ってしまえばこんな楽なことはないのですが、物の市場価格や値段の設定、購入場所の検討やお店の人との交渉までのプロセスを通じて、単に親から買い与えられるだけでは得られない、気づかない経験をしてほしいと考えています。

長女、自転車を買う

長女は小学5年生の時に、大人用自転車が欲しいということでお年玉を活用して、自転車を買う提案をしました。その代わりに親は口出ししない、欲しい自転車を買えるのがこの提案のメリットです。

長女は、早速、自転車ショップにカタログをもらいに行きました。そして、自宅に帰ると、黙々と自分好みの自転車をリサーチしました。

すると、気づいた点がありました。買いたい自転車は見つかったが、どうやら価格に幅があるようでした。そのひとつが、オプションです。夕方になると勝手にライトが点灯するタイプは、オプション機能のため割高になっていました。

ここに魅力を感じない長女は通常のライトを選ぶことになり、この意思決定で5000円安くなりました。

これで、自転車を発注しに行くと思うのが普通ですが、長女はスポンサーを探しに祖父母のもとに行きました。そこで、わが家のお金教育の一件と、今回の自転車購入について説明し、カタログを見せて「私はこの自転車を自分の力で買うのだ!」とプレゼン。

そのプレゼンが功を奏したのか、何と軍資金1万円をゲット!

結果、自転車購入代金は、この1万円とお年玉から工面して、自分の力で自転車を購入したのです。

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