はじめに

四季報、雑誌、書籍などは?

定期的に購入しているのは、会社四季報です。インターネットで調べることもできますが、たまたまめくったページに載っている企業を「出会い」とらえ、調べてみることを楽しみにしています。同一業種や類似業種の企業との比較も面白い。

これは、たまたまめくったページで「トヨタ自動車」と出会ったときに、一緒に「日産自動車」や「マツダ」との違いはどこか?も調べてみるということ。私は投資対象としてどうかを見ていますが、就職活動をしている学生さんも会社四季報をめくって、企業との「出会い」を楽しんでみてはどうでしょうか。人生の選択肢が増えていきます。

雑誌は定期購読しているものはなく、そのとき気になったものを購入しています。週刊ダイヤモンドや東洋経済、人事労務実務のQ&Aなど、書店で手に取って興味を持った雑誌をとりあえず購入しておきます。

書籍も、日本経済新聞の広告や書評を見て購入する場合や、待ち合わせまでの時間など、すきま時間に本屋さんを訪れて、目に飛び込んできた本を買い込むこともあります。

Facebookやtwitterで情報を拾っている?

筆者の場合はTwitterをしておらず、Facebookのみ利用しています。興味のある人や記事にいいね!をつければ、後は勝手に情報が入ってくるので便利だなと思います。

よく見ているのは、「株式会社オフィス・リベルタス」と「ブーケ・ド・フルーレット」のFBページです。「膨大な情報をどう活用すればよいのか」など、なるほど!と思う記事が多く勉強になります。「ブルームバーグ」のFBページも、国内外の情報収集に欠かせません。

FacebookなどWebで情報収集もしていますが、筆者は情報を足で稼ぐほうが面白いと思っています。金融機関が集まっているエリアに行って支店の窓口で使える資料がないか探したり、気になる商品があると窓口でパンフレットをもらったりしています。

時間に余裕があれば、商品説明を聞くことも。特に医療保険は商品内容がよく変わるので、時々チェックしておかないと安心できません。取引のある金融機関にも情報は溢れています。時間が許せばホームページを開いて、公開レポートなど読んでみるのもいいかもしれません。

仕事柄、講演準備や執筆時に関連情報をチェック

執筆やセミナー資料を作るとき、国税庁や厚生労働省など公的機関のホームページをチェックします。言葉では伝わりにくいことも、数字で表すと理解しやすいからです。

例えば、「高齢化」と書くよりも、「厚生労働省発表の「平成28年簡易生命表」によると、男性の平均寿命は80.98年、女性の平均寿命は 87.14 年。」と書く方が、イメージがつきやすいですよね。わかりやすい文章を書くことも、お金の専門家には求められています。

今回は筆者の情報収集の仕方をお伝えしました。この他にも、個人的なお付き合いを通じて知りえる情報も多々あります。情報は人脈によってもたらされる。誰と知り合うかが一番大切なことかもしれません。

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