はじめに
社長が腕組みをすると会社の株価は下がる?
海外ではどうかと言うと、アメリカでは「Sell in May(セルインメイ)」というアノマリーが有名です。「5月に売れ」という直訳通り、株価は5月を機に下落するというアノマリーです。
また「クリスマスラリー(クリスマスから新年にかけて株価が上昇しやすくなる)」「大統領3年目の年は株価が高い」というものもあります。
私が個人的に好きなアノマリーは、企業のウェブサイトで社長が腕組みしていると株価が下がるという「腕組みの法則」です。
もちろん明確な根拠はありませんが、特に新規上場したての企業で当たっていることが多いように思います。腕組みを好む方は高圧的な印象に映って、株主からマイナスのイメージを持たれるからなのでは…と考えているのですが、実際のところはわかりません。
また、上場したての企業は株価が大きく上下しやすいので、そういったことも関係しているのでしょう。どちらにしろ、本当かは分かりませんが、バカにはできないアノマリーなのではないかと思っています。
このようにアノマリーは、根拠は分からないけど過去そうなることが多かった、という経験則に基づいたものが中心となっています。
古いものから新しいものまでアノマリーは数多く存在しますが、どれも投資家が貯めてきたアドバイスのようなものかもしれないですね。
信じるか信じないかはあなた次第です!