はじめに

「中の人」でも穴を見つけられるのは半分

では、素人には見つけにくくとも、同商品のプロであるフジパンのマーケティング担当者ご自身は、見つけられるものなのでしょうか。そんな問いを投げかけると……。

「実は私自身も穴をなかなか見つけられないんですよ。例えば、6個入り一袋の商品を全部食べると、頑張って穴を探しても、個人的に見つけられるのは半分くらいの割合でしょうか。特に縦長のロールパンではなく、丸い黒糖ロールの場合は、表面がツルンとしていて、余計に見つけにくいと思っています」

フジパンの「中の人」ですら、頑張って探して穴を見つけられるのが「半分くらい」の割合というのだから、その難しさは相当なもの。

でも、例えば虫眼鏡で表面を見ると穴が見つかるなんてことはないのか聞くと、「穴の部分はちょっと削れているのですが、生地にはシワがあり、あまりに小さい穴なので、虫眼鏡でも難しいかと思います。また、生地を焼き上げた後に、冷めてしぼむと、シワになるので、余計に難しいです」ということでした。

「温める前に探す」のが穴を見つけるコツ

しかし、穴を見つけるためのコツとして、次のようなアドバイスをいただきました。

「パンをゆるめに温めて、余熱でマーガリンを溶かすようにして、シワにならないうちに穴を探すのが一つの方法です。あるいは、パンを焼き上げる前、温める前に穴を探しておくのが、いちばん穴を見つけやすいと思いますよ」

このアドバイスに従って、実際にパンを温める前に穴を必死で探してみたところ、明確には見つからなかったものの、こぼさずに済んだ「勝率」はこれまでよりも高まった気がしています。

(6月4日17時10分追記)記事公開後にフジパンより回答内容を修正したいと申し出があったため一部表現を修正しました。

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