はじめに

薬味って、どうしてこんなにも素晴らしいお仕事をしてくれるのでしょうか。ときに料理を引き立たせる脇役を演じ、ときになくてはならない主役級にもなる。特に我が家で欠かせないのは生姜。毎日すりおろしていると言ってもいいくらい登場しています。

でも使うごとに都度すりおろしたり刻んだりするのは、正直面倒なことも。かと言ってチューブ式を買う選択肢は、無い。であれば、時間があるときに調味料としてこしらえておけば良いのです。
図1
肉や魚の漬け込みの材料として。冷奴の上からかける醤油と生姜の代わりに。焼き魚の付け合せに。卵焼きに少量忍ばせてみたり。
図2
季節を問わず、どうぞ一年中ご活用ください。残ったタレは、野菜炒めなどに余すところなくお使いください。
図3


「刻みしょうが」の材料(100mlの瓶1つ分)

材料 分量
生姜 90gくらい

<調味料>

材料 分量
醤油・みりん 大さじ3
砂糖 大さじ2
大さじ1

「刻みしょうが」の作り方

1. 生姜は皮をむき、みじん切りにする
図4

2. <調味料>の材料を全て小鍋に入れ、一度煮立たせる

3. 1を清潔にした容器に入れ、2をそそぎ入れる
図5
図6

「刻みしょうが」のポイント

つけた直後よりも、2〜3日後の、馴染んだ頃から美味しくいただけます。
冷蔵庫で保存し、1ヶ月程度保存できます。
図7

レシピ/k-meals, 片山けいこ
湘南の自宅にて店舗兼工房k-meals,主宰。管理栄養士。Webメディアへのレシピの執筆、自宅工房での料理教室、ケータリングやプチギフトの制作などフードコーディネーターとして活動中。肩ひじ張らないあたたかみのある自然体な食ライフスタイルを提案している。現在3児の母。k-meals, Facebook, instagram

元記事:通年の保存食に『刻みしょうが』

(この記事はケノコトからの転載です)

この記事の感想を教えてください。