はじめに

A列車で行こう&おれんじ食堂

熊本駅から三角線の三角駅まで運転される観光列車が、車内でジャズを聴きながらハイボールなどを楽しめる特急「A列車で行こう」になります。

A列車で行こう

A列車で行こう

列車名はジャズの名曲に因んで付けられたもので、列車名からもジャズの演奏風景が連想されます。終着の三角駅から徒歩5分の三角港では、特急「A列車で行こう」の到着に合わせ、天草・松島の前島港行きの高速船が出航します。熊本駅から特急列車と高速船を乗り継いで天草へと渡るのに最適なルートとなります。

バーカウンターがある列車の車内は、ステンドグラスを施したシックなインテリアとなっていますが、これは天草にある教会をイメージしたものです。

A列車で行こう バーカウンター

A列車で行こう バーカウンター

熊本から天草へは快速バス「あまくさ号」が運行されていますが、往路はジャズを聴きながらグラスを傾け、復路は本渡や松島からの直通バスに乗車するのがおススメのルートです。

熊本県の八代駅と鹿児島県の川内駅を結ぶ第三セクター鉄道が、元鹿児島本線の線路を使用する肥薩おれんじ鉄道です。

車内で地元の食材を使用した食事が楽しめるレストラン列車「おれんじ食堂」が運転されていますが、その知名度は全国区といえるものです。有明海の美しい海の風景を車窓に、そして途中停車駅でのイベントを楽しみながら、レストラン列車の旅を満喫することができます。

おれんじ食堂

おれんじ食堂

詳しい内容については、熊本県観光公式サイトや「もっと、もーっと!くまもっと。ガイドブック」に掲載されていますので、体験したいイベントや行ってみたい温泉、食べてみたい味覚などを探してみてください。


今回紹介した熊本県へは、羽田空港・伊丹空港~熊本空港間を結ぶ空の便や、新大阪~鹿児島中央間の山陽・九州新幹線「みずほ号」「さくら号」(首都圏からは新大阪駅・博多駅まで東海道・山陽新幹線「のぞみ号」を利用)のアクセスがあります。

九州新幹線

九州新幹線

空の便および新幹線には早期の割引運賃が設定されていますので、6月にプランを立てるのがおトクな旅の第一歩です。

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