はじめに

昨年3月の発売以来、ネット通販を中心に売り上げを伸ばしている、スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ(WWS)」が、ファッションの発信地、原宿のセレクトショップでの販売に挑戦します。6月下旬には、高級ブランドの紳士服を扱う百貨店の店頭にも並ぶ予定です。

「ファッションが好きな人」をターゲットにするセレクトショップや百貨店が、なぜこれほど注目するのでしょうか。その理由を取材しました。


アバハウスでハイブランドと共存

平日でも外国人観光客や修学旅行生でにぎわう、流行の発信地の東京・原宿。アパレルブランドの旗艦店が軒を並べる、ファッションの激戦区です。その中の1つ、明治通りに面したセレクトショップ「ABAHOUSE(アバハウス)原宿店」に6月7日、オアシススタイルウェアのWWSが並びました。

外観
WWSを扱う「アバハウス原宿店」

カフェも併設するおしゃれな店内に入ると、アバハウスが得意とするフレンチテイストのメンズスーツ、ハイブランドとコラボしたバッグやスニーカーといった、エッジを効かせた商品が並びます。

WWSのジャケットやパンツは、入り口付近の目に留まりやすい場所にディスプレーされていました。「作業着と原宿のセレクト」の組み合わせはミスマッチな印象もありますが、実際に店頭で見ると違和感はありません。

WWSの価格はメンズジャケットが1万6,000円(税別、以下同)、パンツは1万2,000円です。ダークネイビーやチャコールグレーの新色や、レディースのスーツも販売しています。

Tシャツ
「究極の白T」も登場

また、メンズとレディースのスーツに加え、夏向けのTシャツ「究極の白T」4種類も売り出します。すぐに乾く、黄ばみにくい、透けにくいといった7つの機能を付け、XXS~3Lまでとサイズも幅広くそろえています。

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