はじめに
世界進出を目論む「うんこミュージアム」
面白法人「カヤック」とともに同施設の運営を手掛ける、アカツキライブエンターテインメント うんこミュージアム総合プロデューサーの小林将さんは、うんこミュージアムが人気の理由をこう分析します。
「うんこは全人類が共通して体験するコンテンツ。普段は『うんこ』と大きな声で言えないですが、ここではすべて解放されて何でもオッケー。日常から離れた空間を楽しんでいただいています」
メインターゲットは女子高生や女子大生などの若い女性で、横浜の会場を訪れる来場者の8〜9割は女性です。一方で、「うんこは小さいお子さんに喜んでいただけるので、結果的にファミリーにもお越しいただいています」(同)。
東京の会期は未定ですが、目標とする来場者数は6ヵ月で35万人。ダイバーシティ東京はインバウンドの利用客も多いことから、展示には英語と中国語の案内も併記。中国語を話せるスタッフも入れています。
横浜で第1弾がオープンして以降、国内外の自治体やデベロッパーから50件以上の問い合わせがあったという、うんこミュージアム。今後は1年以内に国内の主要都市に展開予定で、海外進出についても「アジアを皮切りに、世界中に展開していきたい」と、小林プロデューサーは息んでいました。