生活

軽乗用車よりも大きいのに小回りが利く、ルノー トゥインゴが体現する“フランス的合理主義”

狭い道もスイスイ行ける“パリ仕立て”

日々の買い物や家族の送迎など生活の“足”としてクルマを活用している人が多いことは今更説明の必要はないでしょう。ただ、日常に欠かせない分だけ、クルマとの付き合い方が単調、言い換えれば興味自体が持てなくなって「何となく乗っている」人も多いはずです。

その一方でスーパーなどの駐車場近くに停まっている高級車などを見ると「いいね(いいわね)」と思う人も少なくないですし、さらに突き詰めると「あんな大きい(高級な)クルマ、駐車場とかでぶつけたりするのもいやだし、扱いも面倒だわ」と感じている人も筆者の周りでも意外といるものです。

もちろん、どんなクルマに乗るかはその人の自由ですから否定するつもりはありません。ただ、前述したように日々の生活がルーチン化する中で、クルマ側にもう少しスパイスが効いていれば、その日常はもっと楽しくなるはずです。

日本では普段の足も含め、軽自動車が非常に多く売れています。ほぼ国内で走る乗用車の4割近くが軽自動車ですから、いかに生活に根付いているかがわかります。一方で昨今では「衝突被害軽減ブレーキ」に代表される先進安全装備もレベルアップし積極的に採用されていることで、実は軽自動車=低価格、というわけではなく、車種によっては200万円を超えるクルマも存在します。

そこで今回は「日々の生活のバリュー(価値)を上げてくれる」そんなクルマのお話です。


フランスではシェアNO.1!

今回ご紹介するのは2019年8月22日にマイナーチェンジしたばかりのルノー トゥインゴです。

いきなりトゥインゴ、と言われてもピンと来ない人もいるかもしれませんので簡単に紹介すると、トゥインゴはヨーロッパで採用されている乗用車の分類の中で一番小さい「Aセグメント」に位置するクルマです。日本で言う軽自動車は基本、海外では販売されていませんので、Aセグメントのクルマが最も小さいと考えて良いでしょう。

トゥインゴはフランス車ですが、本国では1993年発売の初代から現在で3代目、これまでヨーロッパでは370万台、フランス国内でも180万台(いずれも累計)販売されてきた大ヒットモデルです。

3代目となる現在のモデルもフランスではすでに20万台を販売しており、フランス国内でのマーケットシェアを見ると2019年ではAセグメントでは22.6%とトップ、ちなみにライバルと称されるイタリアの「フィアット500」は14.1%、同じフランスの「プジョー108(日本では販売されていません)」が12.6%ですから、比較しても人気が高いことがわかります。

日本では認知が低い?

フランスでは大人気のトゥインゴですが、日本のマーケットシェアを見ると少し事情が違います。日本では同じAセグメントで13.1%、これだけ見れば健闘しているのですが、上には上がいます。イタリアの「フィアット500」が29.7%と圧倒的、次にドイツの「フォルクスワーゲン up!(アップ)」が19.7%とトゥインゴはシェアで見るとフランス本国のようにはいかないようです。

理由としてはここでは語り尽くせない位あるのですが、それよりもトゥインゴはマイナーチェンジで新しいステージ、言い換えれば「フェイズ2」に入りました。重要なのは、変わったことで我々の生活にどのようなスパイスを与えてくれるのか、ということです。この辺を中心にトゥインゴの魅力をお話しします。

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