はじめに

毎年11月を過ぎると、街にクリスマスツリーなどのクリスマスらしい装飾が増えてきます。そして、子どもを持つ親にとって悩ましいのが、クリスマスプレゼントの存在です。

そこで、毎年開催されている「クリスマスおもちゃ見本市 2019」と「バンダイ『こどもアンケート』」をもとに、クリスマスプレゼントの平均的予算から、今年のトレンドおもちゃまでを紹介します。


クリスマスプレゼント予算は年々上昇

まず、クリスマスプレゼントの予算ですが、これについては各家庭で大きく異なってくるでしょう。また、両親からの贈り物か祖父母から贈るのかによっても予算は変わってきます。

玩具メーカーのバンダイでは、毎年0~12歳の子どもを持ち、クリスマスプレゼントを購入予定の全国の保護者800人を対象に、「バンダイ『こどもアンケート』」を行っています。それによると、2018年ではクリスマスプレゼントの平均予算は7,624円でした。6,512円だった2015年から比較すると、予算は年々上昇傾向にあります。

ただし、ボリュームゾーンは5,000~5,999円と5,000円前後を考えている保護者が全体の36.8%となっており、次いで多いのが3,000円台でした。一方で2万円以上と答えている家庭も7.4%いて、クリスマスプレゼントをどのような位置づけにするかによっても予算は変わってきそうです。

人気はぬいぐるみやフィギュア

「親が子どもに買ってあげたいプレゼント」としてトップになったのは、ぬいぐるみや人形、フィギュアなど。年齢別の回答では、6歳以上になるとゲーム機やゲームソフトという回答も上位にランクインしています。

特に、ゲーム機などの高価なプレゼントはクリスマスや誕生日といった特別な日に購入する家庭も多いことがうかがえます。

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