結婚

プチ整形に始まって。整形に魅せられた女性の半生

お金と男と女の人生ルポ vol.7

自分の顔や体のパーツが気になり、どうしても直したい、整形したいと思う人たちは少なくありません。ただ、一般的には経済的な理由や、メスを入れることへの恐怖感などが「整形したい」欲望にブレーキをかけるもの。それでも「もっときれいになりたい」欲求が、すべてを上回ることがあるようです。


最初はプチ整形で二重に

「高校のころから自分が一重まぶたなのがイヤで、いつもテープを貼ったりして二重に見せていました」

そう話してくれたのは、マユコさん(37歳)です。スレンダーな体型、皺ひとつない顔は、きれいですがどこか人工的な感じもします。それもそのはず、彼女はすでに十数回、整形手術を受けているのだそう。

「大学に入学して周りを見ると、みんなきれいなんですよね。このままだと就職活動にも影響するのではないかと思い、アルバイトでためたお金でプチ整形をしました。メスを入れずに二重まぶたにしたんです」

ここから彼女の整形人生が始まりました。とあるメーカーに就職して、営業職として仕事を始めると、さらに自分の顔や体に不満を抱くようになっていきます。

「もっと胸が大きければ、いい商談がまとまったのではないか。私が魅力的ではないから業績が上がらないのではないか。そんなふうに思うようになったんです。というのも、同業他社で女を武器にして仕事をしている人がいたんですよ。陰で、あんなふうになりたくないと悪口を言ってましたけど、実は私、羨ましかったんですよね。女として評価されているのが」

こう考える女性がいること、その気持ちもわかります。女として生まれてきたからには、それを武器にして何が悪いと思う人もいるのです。

仕事で知り合った男性に、そんなことを愚痴ってみたら、彼は自分がお金を出すから手術してみればとこともなげに言いました。

「びっくりしましたよ。結局、手術しました。その人にお金を出してもらって。かなり人生が変わりましたね。その人とは少しの間、つきあいました」

仕事のかたわら、スナックでのアルバイトを始めてみたら、かつてないほどモテまくりました。もう少し鼻を高くしたいと思っていたマユコさん、また別の男性にお金を出してもらって手術をします。

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