はじめに

贅沢なロールス・ロイスをさらに贅沢に仕上げると…

ロールス・ロイス・ベイサイド・ドーン・エアロ・カウリング

ただでさえ特別な存在のロールス・ロイスの4シーター・オープンモデル「ドーン」。その佇まいはまさに華やかさに満ちていますが、そんな「ドーン」をベースに特別仕様として仕上げたビスポーク・モデル「ベイサイド・ドーン・エアロ・カウリング」が今年登場しました。その価格は前出のアストンマーティン・ヴァルハラより、グ~ンとお安くお買い得な5,297万8,000円です。これを企画したのは「ロールス・ロイス・モーターカーズ横浜」で、港町・横浜らしくヨットをイメージした仕様になっているといいます。
 
ロールス・ロイスの特別注文のことを「ビスポーク」と呼ぶのですが、ノーマルでさえも色々とオーナーの好みを反映できる装備が盛りだくさんのロールス・ロイスですから、ビスポークといえばスペシャルの中のスペシャルという存在と言えます。ノーマルのドーンが3,975万円ですから、さらに1,300万円アップのビスポークとはいったいどんなクルマなのでしょうか。

インテリアのカラーはボディカラーと同様に青と白の2トーン

まず目に付くのはフロントシートの背後に備えられた脱着可能なエアロ・カウリング。カーボンファイバーとアルミニウムをたっぷりと使い、上質なレザーでそれらを包み込むという仕上げは見るからに上質。これは風の巻き込みを防いでくれます。もちろんこれを装備しているときは4人乗りが、贅沢にも2シーターになりますから広報担当者は「ロードスターらしい洗練されたデザイン」と大きな特徴としてアピールしていました。もちろんエアロ・カウリングは取り外しも可能ですから、本来の完全な4シーターにもなります。

デザインを担当したのはヨットデザインの経験もあるロールス・ロイス本社のビスポークデザイナーで、高級ヨットやスピードボートに思いを馳せてデザインしたそうです。インテリアは上質な素材をふんだんに使った特別仕様。またドアの内側やソフトトップの格納部分などにヨットのデッキを思わせるチーク材を使ったり、カーボンファイバーを使用しているあたりにも、デザイナーの強い思いが感じ取れます。こういうクルマでゆったりと走ってこそ、本当のハイウエークルージングと言えるのかもしれません。