はじめに
朝食から焼酎?
今回のレフ熊本 by ベッセルホテルズの取材では、メニューのバラエティは想定していましたが、焼酎まであるのには驚きました。さらに非常に利用しやすい什器などに感心。朝食のコンセプトは「火と水の国 熊本の朝ごはん」を謳い、熊本らしさをどこまで出せるかに注力されている印象です。中でもハンバーガーは、熊本県産あか牛を用いたハンバーグを自らプレートで加熱、好みの具を入れて作るといったもの。
最も印象的だったのがブッフェボード。特に宿泊特化型のホテルでは、限定的な朝食会場スペースにしてブッフェボードのサイズも限られた寸法であることも多く、手に持ったトレイを一時的に置くようなスペースがないケースも散見します。こちらでは、開業にあたり相当な試行錯誤がなされ、ブッフェボード全体にわたりトレイを置くスペースが確保されています。
食器類はボードの下部から取り出すといったよく見るスタイル。手前から取り出されるので残った食器が奥に残され、取り出しに難儀する体験は筆者にもありますが、取材日に関していえばスタッフの気配りで常に手前に食器が出ている状態がキープされていました。