はじめに
バーガーキング「敬意を込めてエール」
バーガーキングを運営するビーケージャパンホールディングスに、ポスターの狙いについて取材すると、「これまでたがいに切磋琢磨してきたライバルであるお店へ、敬意を込めてエールを送らせて頂きました」とメールで回答。縦読みすると「私たちの勝チ」になることについては、これ以上回答しませんでした。
バーガーキングが海外で展開してきたマクドナルドとの比較広告を、国内で実施するようになった経緯などついても質問しましたが、「お答えを控えさせていただきます」としています。
バーガーキングは2019年5月、国内99店舗のうち約2割強にあたる22店舗を閉店することを発表。これは投資ファンド「アフィニティ・エクイティ・パートナーズ」に運営権が譲渡されたことが絡んでいます。2019年はグローバルで展開する最新デザインを導入した22店舗をオープン(2店舗はリモデル)。バーガーキングの広報担当者は「2020年も継続的な出店を計画しております」としています。
マクドナルド「秋葉原昭和通り店」が入居するビルに張られたお知らせによると、同ビルは3月1日から解体工事を予定。すでに移転済みのテナントもあります。同店の閉店理由と、バーガーキングのメッセージについて日本マクドナルドに取材を申し込んでいますが、1月31日19時現在、回答を得られていません。