はじめに
都会も「若い人が多いから出会いは安心」とはいえない
都会は若い人が多いから出会いの場はいっぱいあるだろう、だから結婚の支援は無用なのでは、といった声も聞きます。
しかし、全国的に見て最も多い「運命の人との出会い方」(「友人・きょうだい」を介した出会い)に関しては、どうやら大都会であるほど、かなり不利であるようです。
50歳で婚歴がない人の割合である生涯未婚率は、東京都が男女とも上位3位に入る(女性は1位)状況となっています。
結婚という形をとる・とらないは別としても、データからは、友人やきょうだいの支えの少ない都会の若者の姿が見え隠れしているのではないか、筆者はそんな気がするのですが、いかがでしょうか。