はじめに

意外とお買い得?

愛くるしい表情や伝説ともなっている旧型ディフェンダーのデザイン要素を随所に取り込んだ内外を見ていると、「カッコいいなぁ」という印象が強くなっていきます。そうしたデザイン的な処理は、単純にネオクラシカルといった言葉では片付けられない、初代モデルに対するリスペクトのようなものを感じます。

丸型ヘッドライトのデザインは現代風に解釈。愛くるしい表情になっている

同時に、いまも人気を維持しているモデルのデザイン要素を採り入れることで、旧型オーナー達からの視線に対して、「少しばかり方向性を変えたけど、どうよ?」といったデザイナーから問いかけをしているような気がします。果たして熱狂的なファン達にとって、新世代ディフェンダーのデザインはどうのように映っているでしょうか? そして、ごく普通の新規ユーザーという立場で見ても、このデザイン、悪くないと思います。無骨でワイルドな、というイメージは確かに希薄になっていますが、水平基調のボクシィなデザインは十分にカッコいいと思います。

本来のディフェンダーのファンにとって、スタイル以上に気になるのは走行性能でしょう。残念ながら、色々な状況もあり、新型ディフェンダーの試乗はできていません。悪路走破性能については、“ランドローバーの車”という絶対的な信頼度からすれば、ほぼ満足の結果になると思います。最大渡河水深900mmという点は、このクルマがランドローバーのラインナップの中でも、特段に高いオフロード性能を持っていることの証明ともなるスペックのひとつです。あとは乗り心地や燃費といった面でしょうが、試乗を行ってからまたレポートしたいと思います。

インテリアはプレミアムSUV、ランドローバーンモデルとしてスタンダードを守っています

さて価格ですが3ドアの「90」が5タイプあり499万円から739万円。5ドアの「110」も同じく5タイプで589万から820万円。一見すると想像よりリーズナブルに感じたと思います。ひょっとしたらけっこうお買い得かもしれませんが、その答えはじっくりと乗ってからということになります。それにしても旧型モデルの中古車価格の最高値相場より安いというのは少々複雑な気持ちになります。

さて、今回はまだ試乗することはできませんが、この新型ディフェンダーを自宅で体感できるARアプリの提供が4月24日から開始されています。ディフェンダーの好みの仕様を選び、サイズや走破性能を自宅で体感できるというものです。

さらに新型ディフェンダーは、新型コロナウイルスと戦う緊急対応組織の活動を支援するため、世界中に160台以上の車両が配備されたというニュースもありました。少しでも早く、収束することを祈りたいと思います。

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