はじめに
暑くなるとつい手が伸びるのが、冷たいアイス。
夏はもちろん、最近では「冬アイス」もブームとなり、いまや季節問わず多くの人に親しまれています。
家計調査によると、ひと世帯あたりがアイスクリームに支出する金額は3年連続増加。また食費に占めるアイスの支出割合も緩やかに上昇しています。
いま、どんなアイスが人気なのでしょうか。男女別、世代別の人気ランキングを紹介していきます。
1年間でアイスにいくら使ってる?
コンビニやスーパーでアイスを買う時、何を基準に商品を手に取りますか。その時の気分、好きな味、値段、新作や限定品だからなどでしょうか。
総務省の家計調査によると、2019年にひと世帯あたりがアイスクリームに支出した金額は、9,701円。3年連続で9千円台を超え、年々増加傾向にあります。また、食料費に占めるアイスの支出割合も緩やかに上昇し、今までよりも私たちの生活に欠かせないものになりつつあることがわかります。
決め手は値段じゃない?人気アイスランキング(総合)
そんな中、LINEリサーチが全国の15~59歳のLINEユーザーを対象に人気アイスに関する調査を実施。世代を超えて支持されているアイスはいったいどの商品でしょうか。
第5位「PARM(90ml)」森永乳業 税抜140円
5位にランクインしたのは、森永乳業のパルム。乳の味が少し濃くなるようにとマスカルポーネチーズを使用したバニラアイスクリームをオリジナルレシピで作られたチョコでコーティングしています。
第4位「明治エッセルスーパーカップ(200ml)」明治 税抜140円
4位は、1994年に発売された明治エッセルスーパーカップ。「エッセル」というネーミングは、「エクセレント(Excellent=非常に優れた)」と「エッセンシャル(Essential=絶対に必要な、基本的な、主要な)」からできた造語だそう。
第3位「雪見だいふく(94ml)」ロッテ 税抜140円
3位は、雪見だいふくがランクイン。発売は1981年。冬季限定商品でしたが、2018年4月より通年販売になりました。
第2位「チョコモナカジャンボ(150ml)」森永製菓 税抜140円
2位にランクインしたのは、モナカアイスの中に板チョコが入ったチョコモナカジャンボ。1972年に誕生、当時の値段はなんと50円でした。
第1位「ハーゲンダッツ ミニカップ(110ml)」ハーゲンダッツジャパン 税抜295円
1位は、ハーゲンダッツ ミニカップです。1961年にニューヨークで誕生したハーゲンダッツ。王道のバニラはマダガスカル産のバニラビーンズを使用しています。
1位のハーゲンダッツ ミニカップは、ランクインした他の商品に比べて価格は高めですが、その分満足度も高いことがうかがえます。フレーバーの種類が多く、期間限定でしか味わえない商品が多く登場するのも人気の秘密かもしれません。