はじめに

生活習慣やライフスタイルの見直し―心の健康維持と睡眠習慣

一方、先の2つに比べ意識する人が少なく、指摘される機会があまりなかった領域として、心の健康を良好に保つことや、睡眠の量・質を確保することの重要性があげられます。

自分のことは自分が一番知っていると、多くの人は思いがちです。しかし、自身が何にストレスや不安を感じているのかを知り、それらとうまくつき合っていくことは、ウィズコロナ時代におけるミドル世代の健康の維持・管理や体力づくりを考えていく上でとても重要になります。

また、睡眠に関しては、上記の心身の健康状態との関連が強く指摘されているだけでなく、ほとんどの人が毎日継続的に行っているにもかかわらず、意識される機会が少ない生活習慣です。子どもの成長・独立や夫婦の働き方、キャリア上の転換期など、家族やライフスタイルにさまざまな変化を経験する人も多いミドル世代にとっても、身近で関心の高いテーマではないでしょうか。

厚生労働省が行っている『国民健康・栄養調査』によると、40~50代男女の直近1か月間の平均睡眠時間は「5時間以上6時間未満」という人が最も多くなっています(図2)。

生活習慣を見直して睡眠時間の量だけでなく質を高めること、自身や家族の健康のために、どのような環境で眠るのかを考えてみることは、健康の維持・管理や体力づくりのために多くの人が取り組むことのできる新たな課題といえそうです。

注1:宮木由貴子・的場康子・稲垣円『人生100年時代の「幸せ戦略」ライフデザイン白書2020』東洋経済新報社 2019年11月
注2:北村安樹子 「ミドル世代は要注意!食事を「ゆっくり」「よく噛んで」食べていますか?」

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