はじめに
最先端のインフォメーション技術
インテリアに関しても同様です。基本デザインに大きな変更はありませんが、昨今のクルマでは当たり前になりつつあるスマートフォンとの連携、具体的にはAppleの「CarPlay」やGoogleの「Android Auto」にも対応しました。元々ISのディスプレイは10.3インチとかなり大きいのですが、今回そのディスプレイ自体もタッチ式を採用したことで誰もが直感的に操作することが可能になりました。
10.3インチのワイドディスプレイはタッチ式に進化しました
またインパネ上部やドアパネルに有彩色を設定しツートーン配色とすることで拡がり感だけでなく、上質感も向上、また新しいハンドリングを期待させる高揚感もプラスした、とのことです。
先進安全装備は世界トップレベルに進化
先進運転支援システムであるADAS(エーダスと読みます)。これらのシステムは元々のクルマの構造と大きく関わってくるのでマイナーチェンジで進化させるのは難しいのですが、新型ISでは従来までのシステムの性能を大きく向上させることで現在販売されている最新モデルと同等の性能を搭載しています。
高速道路などで同一車線内の中央を常に走行できるようステアリングを支援する「LTA」と呼ばれる機能があるのですが、新型ISにはこのLTAと連動する「ドライバー異常時停車支援システム」が搭載されています。例えば運転中にドライバーが何らかの理由(心臓発作など)で無操作の状態が続いた時、ドライバーにまず音と表示、そして緩減速で警告を促します。
LTA(レーントレーシングアシスト)には新たにAI技術を組み込んでいます
それでも反応が無ければハザードを点灯させホーンを鳴らし車外に異常を知らせ自車線内に減速して停車。状況に応じて救命・救護要請も行ってくれます。ちなみにこの機能は国内仕様のみの設定、レクサス(トヨタ)ならではの細かい部分まで気配りされたシステムとも言えます。