はじめに

驚きの静寂の世界を堪能する

実際に一般道から高速道路を含めて今回200km程度走ってきた中で一番印象的だったのは「静粛性の高さ」でした。新型のプラットフォームの採用や2モーターによるハイブリッドシステム「e:HEV」によるエンジンを極力回さずEV領域を使って走れることはもちろんですが、車内騒音を低減させる「ANC」もグレードアップしています。ANCはわかりやすく言えば、昨今人気の「ノイズキャンセリングヘッドホン」と原理は近いものです。これまで車内の音を拾うためにマイクを2つ搭載していたのですが、新型は3個に増やし、さらに細かなチューニングを行うことで元々静かであった室内をさらに快適にするのに役立っています。

ホンダ・アコード標準装備のアルミホイールはタイヤ内部で発生する共鳴音を低減する特殊構造を持ちます

新型になって少し着座位置が低くなったことで乗降性を心配しましたが、そこまでではなく、逆に前方視界も良好でスポーティとはでは言わなくても路面の追従性も高くなっています。

最後に気になる実用燃費ですが、都内での渋滞が約15km位含めても搭載する燃費計の数値はカタログ値である22.8km/L(WLTCモード)とほぼ同じ22.7km/Lでした。参考数値程度ですが、満タンで900km程度は走行が可能です。市街地では特にEV領域をうまく活用すればさらにトータルの燃費も向上できるでしょう。

正直に言えばスポットライトが当たりづらかったアコードですが、購入した人が幸せになれる「通好み」の1台としてもオススメです。

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