はじめに
最近話題の「スマホ老眼」
――「スマホ老眼」は「乱視」とは違うのですか?
小林:違います。「乱視」は焦点が2つ以上に分かれてしまうものですが、「老眼」はピントが合わなくなることを指します。
ピントを合わせるための水晶体と毛様体筋が、固くなったり衰えたりすることで、従来の機能が低下してしまうのが「老眼」なのです。最近では年配の方だけでなく、20歳代など若い方でも、老眼に似た症状に悩む人がいます。
原因の大半はスマホの見過ぎなので、「スマホ老眼」と言われています。「近くを見続ける」ことに加え、電子機器から発せられる青い光が特に目に刺激を与えやすく、それで機能が低下してしまうんですね。
普段何気なく使っているスマートフォン、目への刺激は強い
体調全体をいたわるためにも、定期的な目のケアを
――よく「目を使いすぎたせいで、体全体が不調」という声も聞きます。
小林:特に多いのが偏頭痛ですね。あとは、首、肩のこりなども出やすいです。「気持ち良く見るため」だけでなく、体全体のことを考えても、日頃から目を労っておくほうが良いです。ご参考までに弊社で推奨している目のケアは以下になります。
■目のぐるぐる体操
・軽くパチパチと瞬きをする
・ゆっくりと右回りに眼球を回す(2~3回)
・同じように、ゆっくりと左回りに眼球を回す(2~3回)。
※なめらかに大きな円を描くイメージで、呼吸を止めずに行うことがポイントです。
■蒸しタオルであたためる
・タオルを水で濡らし、しっかり絞る
・ラップに包んで500~600Wのレンジで30秒チンする
・目の上にのせて、リラックス
※温めすぎ、火傷に注意して行ってください。
■十分な睡眠をとる
・なによりも、ぐっすり眠り、目を休めてあげることが一番!
・就寝約2時間前にはスマホ使用をやめて、眠りにつく準備をしましょう。
・朝目覚めたら、カーテンを開け太陽の光を浴びて身体と脳を目覚めさせましょう。
睡眠の際はアイマスクもお勧め。写真は「スリープマスク」(HLコーポレーション・税込4950円)