はじめに
スケジュール管理ミスで余計な出費も
予防接種のスケジュール管理が重要なのは、定期接種のものでも接種可能な期間を過ぎると。自費となってしまうからです。筆者も0歳のうちに3回接種が必要なB型肝炎の予防接種を子どもに受けさせる際に、最後の1回が1歳の誕生日を数日過ぎてしまったことがありました。
「1歳以上でも未接種の場合はできるだけ早く受けるよう言われているし、数日なら大丈夫では?」という甘い考えで医療機関に相談してみましたが、通りませんでした。通常であれば無料だったはずの予防接種に、5000円も支払う羽目に。予防接種のスケジュール管理はきちんとしていればいるほど、無駄なお金がかかりません。
今回に限らず、子どもの予防接種は毎年のようにルール変更がなされています。最新の情報を把握することは、子どもの健康を守る上でも、出費を減らす上でも重要です。厚生労働省や日本小児学会の情報を参照するとともに、わからないことはかかりつけ医に積極的に相談することをお勧めします。