はじめに

もっとも簡単な指値法とは?

(3)端数による値引き
ただし、これも奥ゆかしいサラリーマンの方には、ハードルが高く感じるかもしれません。第3にどんな人でもできる、簡単な指値術を伝授しましょう。

それは「端数切り」です。例えば、2480万円の物件は80万円引きにする、といった具合です。業者も最近では指値が入ることをわかっているので、あらかじめ売主から、「端数切り」の了解をもらっていることもあります。何千万円の取引ですので、売主も「端数くらいはいいか」と思う場合が、多いものです。

以上、3つのポイントを解説しました。いずれにせよ指値は、売主側の事情が重要となってきます。不動産は取引で価格が決まるため、売主側の事情によっては、3割引きどころか、さらなる値引きが可能になることもあります。定価のある小売り店で買い物をするつもりで、中古不動産を買うのは止めましょう。

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