はじめに

プロパイロットも大きく進化

日産車に搭載される高速道路での同一車線走行時の運転操作をサポートする「プロパイロット」も大きく進化しました。

12「プロパイロット」は専用カーナビとの連動機能によりカーブをスムーズに曲がれます

それが「ナビリンク機能」と呼ばれるもので国内初採用となります。専用ナビゲーションとの連携で制限速度の変化やカーブの大きさに応じた減速などをシステム側が行うものでドライバーの負担を軽減させるものです。

この他にも現在の日産車が搭載するADAS(先進運転支援システム)も数多く設定されています。

4WDやオーテック、そして販売上の戦略も魅力

発売は12月23日を予定している新型ノートですが、この後も4WD車や日産車のカスタムカーを開発するオーテックジャパンからも専用モデルが発売されることがアナウンスされています。

特に4WD車に関しては従来までの雪道での発進加速時のサポート程度だったものからコーナリング時にも駆動力を発生する高出力型に変更しています。2代目のモーター出力が3.5kWだったのに対し、新型は50kWということからも大いに期待できます。

また冒頭に述べたガソリン車を廃止した点に関しては個人や法人需要での落ち込みが気になります。ただ情報によれば日産は車両価格が上がったことに対し、新しい「残価設定ローン」を作ることで月額の支払額を大幅に軽減する施策を考えているようです。

もちろん電動化することで低炭素社会への貢献は期待できますが、販売上の戦略により新型ノートは爆発的に売れるのではないかと予想しています。

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