はじめに
今年は家庭学習の時間が増える?
ただし、今年は例年と違う可能性があります。
それは即ち、コロナによる学校閉鎖の可能性がないわけではないからです。それでなくともインフルによる学級閉鎖がある時期ですから、恐らく地域によって学校によって今冬は休業になる日が多くなる可能性が大きいと思います。
そうなると上記の家庭の学習時間も例年に比べて多くなるはずで、加えてご両親もテレワークで家庭にいて仕事をすることも同時に考えられます。
これはどういうことかというと、例年の受験生に比べて受験勉強に充てられる時間がかなり多く作れそうだ、ということです。
もちろん、感染リスクも隣り合わせにあります。恐らくテレワークなど親も家庭にいる場合は、感染リスクは低いと考えられますから、考えようによっては親子で長時間籠もる生活が、そのまま受験対応として活用できるということでもあります。
親は最良のコーチ
いうまでもなく、親は最良のコーチですから、コーチが側についているだけで相当に良い影響がでます。また出るようにできます。ただ、最良であっても最高の指導ができるわけではないので、経済的な事情が許せば、学習指導のできるベテランの教科指導者をつけるのがベストです。
そして、テレワークだと親のいる間に家庭教師の指導ができます。親も共に学べる可能性もありますし、なるべくそうした方が成績は間違いなく伸びます。何と言っても、受験の勘どころを親も知ることになります。
受験において、何か重要で何が不要かとわかってコーチができます。あるいは、わが子がどこが腑に落ちていなくて、何か理解できていないかも手に取るようにわかります。
筆者の経験では最初は反発したりしても、親子で学ぶうちに次第に歯車がかみ合い、会話がスムーズになります。親子学習は案ずるより生むが易しの典型です。