はじめに

今年は例年以上にストレスのかかる受験期に

以前は、二人三脚の役割をお母さんたちが担ってきましたが、最近は、お父さんが積極的に取り組んでいるケースも多々見られます。
宿題や過去問対策などのサポートだけでなく、塾のテストの振り返りをお子さんと一緒に行うお父さんも。

受験が近づくこの時期、子どもも親も「あれもやらねば」「これもできていない」と焦るばかり。一方、体調管理のためには睡眠時間も確保しなければなりません。特に今年は、新型コロナウィルスもあり、体調管理にはことさら神経を使います。今年は例年以上に受験生・保護者は不安やストレスを抱えています。

この時期、家庭での学習はどのように取り組んでいくのがよいのでしょうか。また、親としてどんなことを心掛けるべきなのでしょうか。教えてください、モリの目さん。

家庭学習は塾の時間割がキホン

<モリの目>(森上展安)

タカの目さんの今回のお題は、追い込み時期の家庭での学習時間ですね。3~5時間というのはモリの目の感覚にも近いですね。

このような時間になるのは、要は塾の時間割が基本にあるからです。通常小6生の塾の滞在時間は3時間くらいです。そうするとその前後の予復習に2時間かけるとすると5時間になりますね。

あるいは塾のない日はどうなるかというと、通塾生と同じ時間に勉強する習慣がついているはずですから、やはり同じように3時間のお勉強があります。ただ、塾がない日は家庭教師や個人指導をつける方も少なくないので、さらにそれに90分から2時間かけると思います。そうするとやはり最大5時間くらいになります。これは例年の小6生の学習スタイルだろうと思います。

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